50周年を迎えるベルズがスタート。ジョエル・パーキンソンがラウンド1のトップスコアをマーク(4/20)

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ASPワールド・タイトル・イベント第2戦「リップカール・プロ・ベルズビーチ」

2011年4月19日-30日 ベルズビーチ、ヴィクトリア州、オーストラリア

50周年を迎えるベルズがスタート。ジョエル・パーキンソンがラウンド1のトップスコアをマーク(4/20)

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写真:最高得点をマークしたパーコ。

【ベルズ・ビーチ、ビクトリア/オーストラリア(2011年4月20日水曜日)】今年50周年記念大会となる,2011年のASPワールド・タイトル・イベント第2戦である「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・プレゼンテッド・バイ・フォード・レンジャー」が、クリーンな4~6フィートのコンディションで、ついにスタート。ワールド・ベスト・サーファー達がベルズ・ビーチのクラシック・キャンバスでハイパフォーマンス・リッピングを爆発させた。

パーコが本日のベストスコアをマーク。

そんな中で2009年のイベントチャンピオンであるジョエル・パーキンソン(AUS)は、センセーショナルなパフォーマンスを見せ,リンコンで本日の最高点をマーク。パーキンソンは、ヒートスコア17.74でダイレクトにラウンド3へ勝ち上がった。

「僕は2回、ボウル・セクションでワイプアウトした」とパーキンソンが言った。「乗るのが本当に難しかったね。それから、CJ(ホブグッド)がリンコンの方へ行って、スコアを手に入れていたので、彼をフォローした。それがうまくいったのさ。オープニング・ヒートに勝てたのは嬉しいよ。 特にベルズはね。ヒートのコンディションがどうなるか分からないから,ラウンド2をスキップ出来て休めるのは,凄く有利なんだよ」

ケリー、ラウンド1を圧勝。

10XASPワールド・チャンピオンで昨年のイベント勝利者であるケリー・スレーター(USA)は、彼のラウンド1のヒートを冷静に見ていた。アダム・ロバートソン(AUS)とカイ・オットン(AUS)と対戦したスレーターは、2つのオープニングライドで16.00をスコアし圧勝した。

「ベルズでは、あまりフリーサーフィンはしない」とスレーターが言った。「波が良いときは試合はやっているし、それ以外はかなり込んでいるからね。だから僕はヒートで色々な事を学んでいる。アダム・ロバートソンのような選手と戦う時は,彼が何処にいるか,どれぐらい離れているのか,どれだけ奥に居るのかを見ておく必要がある」


巻き返しを狙うミック・ファニング(AUS)。

開幕戦では,彼らしくないアーリーラウンドで敗退し,13位を強いられていたミック・ファニング(AUS)だが、今回のイベントでは心機一転,パワフルなサーフィンを披露。ティアゴ・ピレス(PRT)とガブリエル・メディーナ(BRA)とのラウンド1バトルを支配した。

「良いスタートを切れて嬉しいね」と、ファニングが言った。「ここでワイルドカードとして出場して優勝してから10年だよ。去年は惜しかったけど,ケリーにファイナルでやられた。今回は50周年。サーフィンのウインブルドンのようだね。優勝するのはハードだけど,誰もが優勝したいイベントなんだ」

開幕戦に続き、ルーキーのアレホ・ムニーツ(BRA)が好調。

開幕戦でセンセーショナルな活躍を見せ、5位タイとなったルーキーのアレホ・ムニーツ(BRA)は、今朝のオープニング・ラウンドでもチャージを続けて、ラオニ・モンテイロ(BRA)とエイドリアン・バカン(AUS)を、さっさと片づけた。

「凄く良い波でした」とムニーツが言った。「ベルズで初めてサーフィンしたんです。最高の場所ですね。パーフェクトなライトをゲットしました。自分が大好きな波でした。波といい,天候といい,これまでで最高の場所です。ウエットスーツを着てサーフィンするのが大好きなんです」

ヒザの怪我から復活したジェレミー・フローレス(FRA)。

ひざの怪我で開幕戦のクイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストを欠場したジェレミー・フローレス(FRA)は、テイラー・ノックス(USA)、コリー・ロペス(USA)(34)に対し、総合的な勝利をスコアし復活をアピールした。

「ヒートの前はあまり自信が無かった」と、フローレスが言った。「でも最初の波で、ビッグターンをして、良いスコアを手に入れることが出来たんだ。僕のひざはまだ100%ではないけど、頑張ってやってみた。勝てて嬉しいよ。ゴールド・コースト・サンズ・フットボール・クラブのみんなに本当に感謝したい。彼らのおかげで,ここまで回復する事ができたんだ」

ワイルドカードを手に入れたステュー・ケネディ(AUS)。

土壇場でワイルドカードを手に入れたステュー・ケネディ(AUS)は、今日の大番狂わせを引き起こし、2010年のASPワールド・ランキング2位のジョディ・スミス(ZAF)とダスティー・ペイン(HAW)(22)を下した。

「僕は長年ここに来ているんだ。」と、ケネディが言った。「僕は2008年、ここでプロ・ジュニアに優勝している。何処で波を待てば良いか分かっているのさ。ダスティとジョディがブレイクを良く知っているとは思わない。それが僕を助けてくれたんだ。3時から起きているんだ。スコットランドから来たから時差ぼけだよ。僕はたくさんのエネルギーで目が覚めたんだ。今日は僕のシェイパーの誕生日だった。だから僕は午前5時に彼を起こしサーフィンをしに行ったのさ。だから僕は、彼の誕生日のお祝いにヒートに勝たなければならなかったんだよ」

男子ラウンド1終了後,リップ・カール・ウイメンズ・プロ・ベルズビーチのラウンド1が行われ、前回の開幕戦ではクオーターで破れた4XASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンで3度のイベントチャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)がラウンドアップ。またフランスのルーキー、ポーリーン・アドゥ(FRA)がカリッサ・ムーア(HAW)を破る番狂わせを引き起こした。

イベント主催者は、明朝、午前7時30分スタートを目指し午前7時に再びファーストコールする。


リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ:ラウンド1結果

RIP CURL PRO BELLS BEACH ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Alejo Muniz (BRA) 13.23, Adrian Buchan (AUS) 11.26, Raoni Monteiro (BRA) 7.37
Heat 2: Adam Melling (AUS) 14.50, Josh Kerr (AUS) 12.30, Taj Burrow (AUS) 11.00
Heat 3: Heitor Alves (BRA) 14.36, Bobby Martinez (USA) 14.14, Owen Wright (AUS) 10.60
Heat 4: Mick Fanning (AUS) 15.60, Tiago Pires (PRT) 11.07, Gabriel Medina (BRA) 9.27
Heat 5: Stu Kennedy (AUS) 11.70, Dusty Payne (HAW) 10.50, Jordy Smith (ZAF) 9.00
Heat 6: Kelly Slater (USA) 16.00, Kai Otton (AUS) 10.13, Adam Robertson (AUS) 8.53
Heat 7: Jeremy Flores (FRA) 13.17, Cory Lopez (USA) 5.83, Taylor Knox (USA) 4.67
Heat 8: Michel Bourez (PYF) 12.60, Kieren Perrow (AUS) 10.20, Gabe Kling (USA) 3.50
Heat 9: Matt Wilkinson (AUS) 14.60, Damien Hobgood (USA) 11.23, Daniel Ross (AUS) 11.07
Heat 10: Joel Parkinson (AUS) 17.74, C.J. Hobgood (USA) 11.44, Bede Durbidge (AUS) 8.17
Heat 11: Adriano de Souza (BRA) 14.60, Chris Davidson (AUS) 10.83, Julian Wilson (AUS) 9.83
Heat 12: Patrick Gudauskas (USA) 13.40, Jadson Andre (BRA) 9.43, Brett Simpson (USA) 8.93

RIP CURL PRO BELLS BEACH ROUND 2 MATCH-UPS:
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) vs. Adam Robertson (AUS)
Heat 2: Owen Wright (AUS) vs. Gabriel Medina (BRA)
Heat 3: Taj Burrow (AUS) vs. Bobby Martinez (USA)
Heat 4: Adrian Buchan (AUS) vs. Josh Kerr (AUS)
Heat 5: Damien Hobgood (USA) vs. Raoni Monteiro (BRA)
Heat 6: Bede Durbidge (AUS) vs. Cory Lopez (USA)
Heat 7: Brett Simpson (USA) vs. Gabe Kling (USA)
Heat 8: Jadson Andre (BRA) vs. Daniel Ross (AUS)
Heat 9: Chris Davidson (AUS) vs. Julian Wilson (AUS)
Heat 10: C.J. Hobgood (USA) vs. Kai Otton (AUS)
Heat 11: Kieren Perrow (AUS) vs. Dusty Payne (HAW)
Heat 12: Taylor Knox (USA) vs. Tiago Pires (PRT)

RIP CURL WOMEN’S PRO BELLS BEACH ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Sofia Mulanovich (PER) 12.93, Chelsea Hedges (AUS) 8.70, Jessi Miley-Dyer (AUS) 8.66
Heat 2: Silvana Lima (BRA) 14.94, Laura Enever (AUS) 8.84, Melanie Bartels (HAW) 7.54
Heat 3: Pauline Ado (HAW) 14.60, Carissa Moore (HAW) 14.44, Nikki Van Dijk (AUS) 10.63
Heat 4: Stephanie Gilmore (AUS) 16.30, Courtney Conlogue (USA) 9.00, Bethany Hamilton (HAW) 6.50
Heat 5: Sally Fitzgibbons (AUS) 16.10, Alana Blanchard (HAW) 12.83 Paige Hareb (NZL) 7.47
Heat 6: Coco Ho (HAW) 12.90, Tyler Wright (AUS) 12.00, Pauline Ado (FRA) 6.37

RIP CURL WOMEN’S PRO BELLS BEACH ROUND 2 MATCH-UPS:
Heat 1: Paige Hareb (NZL) vs. Jessi Miley-Dyer (AUS)
Heat 2: Laura Enever (AUS) vs. Melanie Bartels (HAW)
Heat 3: Carissa Moore (HAW) vs. Nikki Van Dijk (AUS)
Heat 4: Chelsea Hedges (AUS) vs. Bethany Hamilton (HAW)
Heat 5: Tyler Wright (AUS) vs. Alana Blanchard (HAW)
Heat 6: Courtney Conlogue (USA) vs. Rebecca Woods (AUS)



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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