女子ラウンド3までが終了。大村奈央がバリ島での開幕戦に続きクオーターファイナル進出を決める。(10/27)

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ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦「アーネットASPワールド・プロ・ジュニア」

2011年10月24日-11月2日 アルポラドル、リオデジャネイロ/ブラジル

女子ラウンド3までが終了。大村奈央がバリ島での開幕戦に続きクオーターファイナル進出を決める。(10/27)

naoomura.jpgNAO OMURA (JPN),


【APROADOR、リオデジャネイロ/ブラジル(2011年10月26日水曜日)】ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦「アーネットASPワールド・プロジュニア」は大会3日目。トリッキーな1~3フィートのコンディションのなか、女子のラウンド1からラウンド3までが行われた。本日男子のラウンドはなし。

昨日、ラウンド2を勝ち上がり、ラウンド3進出を決めた加藤嵐と新井洋人。そして、今回唯一の日本女子としてラウンド1のヒート2に大村奈央が登場した。大村奈央は、スタートからバックハンドで4.07をスコア。更にフォアハンドで鋭くパワフルなリエントリーを決め4.90をスコア。ガブリエラ・レイテ(BRA)はバックハンドのパワフルなリエントリーで7.67、5.33をスコアしてヒートをリードする。

ガブリエラ・レイテ(BRA)は更にバックハンドで7.17をスコアしてリードを広げる。それに応戦する大村奈央も、リエントリーからクローズアウト・スナップを綺麗に決めて7.53をスコア。ラウンド1を勝ち上がり、ダイレクトにラウンド3へと駒を進めた。

ラウンド2の2ヒート終了後、続けて行われた女子のラウンド3。ヒート1にゼッケン赤で登場した大村奈央は、スタートからグッドシェイプのレフトを的確に掴み、クローズアウト・セクションでパワフルなリエントリーを決めて6.67をスコア。前半のヒートを完全にコントロールする。ヒート中盤に大村奈央は、バックハンドのスラッシュとホワイトウォーターへのフローターアプローチで6.10をスコア。ヒートスコア12.77で対戦相手のナターリ・パオラ・ペイショット(BRA)をコンビネーションに追い込む。

完全にリズムを掴んだ大村奈央は、ヒートのベスト・ウェイブを掴み、深いボトムターンからのパワフルなカーヴィングターンを連発し8.67をマーク。ヒートスコアも15.34まで延ばす。そのまま終了までスコアは動かず、ヒートスコア15.34をマークした日本期待のナデシコ、大村奈央(JPN)はラウンド3を圧勝。前回のバリ戦に続きクオーターファイナル進出を決めた。大村奈央は、クオーターでブラジルのモニカ・サントスと対戦する。


今日のベスト・シングル・ウェイブ・スコアをマークしたのは、ASPウイメンズ世界ジュニア・ランキングNo.3である17歳のジョアン・デフェイ(REU)。ラウンド1とラウンド3で圧倒的なサーフィンを見せたデフェイは、ラウンド3のラストライドで9.63をマークした。

また、ディミティ・ストイル(AUS)は、シャープなフォームを見せ、ラウンド3でヒートトータルの最高点となる17.17をマークした。「本当に波はトリッキーで、海は氷水のようです」と、ストイルが言った。「スタートから良い波で落ちたんです。あれは良いスコアを出せる波だったから失敗でしたね。波はトリッキーでした。またブラジリアンとのヒートで、彼女達はガンガン波に乗るので、その中で波をキャッチするのはハードでした。マークがキツかったので前半に良い波を掴まなきゃと思っていました。本当に勝ちたかったので、あの最後の波を掴め勝てて本当にうれしかったです。」

ココ・ホー(HAW)が欠場したため、今回のイベントでトップ・シードとなった、現在ASPウイメンズ世界ジュニア・ランキングNo.2のストイルは、ASPウイメンズ世界ジュニア・タイトルを目指し、前回のバリでの2位同様、好成績でのフィニッシュを狙う。「ナンバーワンシードというのは、少し良い気分ですけど、ヒート組などが良くなると嬉しいですね。」と、ストイルが言った。「バリが非常にうまく行ったので、今回も同じようにやるつもりです。自分のしたいようにするだけです。」

イベント主催者は、明朝、ローカル・タイムで午前7時にファーストコール。7:30のコンペティション・スタートを目指す。男子が再開されれば、ラウンド3ヒート6で加藤嵐はブラジルの新鋭、ピーターソン・クリサントと対戦。新井洋人は同じくブラジルのカイオ・イベリとヒート15で対戦する。また、大村奈央は、クオーターのヒート1でブラジルのモニカ・サントスと対戦する。がんばれ日本!


アーネットASPワールド・ジュニア・ウイメンズ・ラウンド3:
ヒート1:大村奈央(JPN)15.34 def.。ナターリ・パオラ・ペイショット(BRA)2.50
ヒート2:モニカ・サントス(BRA)18.10 def.。フェイ・ゾーモールダー(ZAF)6.33
ヒート3:レイラ・ハースト(HAW)15.07 def.。ガブリエラ・レイテ(BRA)
ヒート4:ディミティ・ストイル(AUS)17.17 def.。ウェンディ・ギマライス(BRA)8.50
ヒート5:ジョアン・デフェイ(FRA)16.96 def.。バーバラ・マラー(BRA)9.60
ヒート6:ジュリアナ・メネガール(BRA)9.17 def.。クインシー・デイビス(USA)8.94
ヒート7:ハイジ・パームブーム(ZAF)9.10 def.。マウド・ル・カー(FRA)8.90
ヒート8:フィリッパ・アンダーソン(AUS)15.17 def.。キャロル・フェルナンデス(BRA)8.83

アーネットASPワールド・ジュニア・ウイメンズ・ラウンド2:
ヒート1:フェイ・ゾーモールダー(ZAF)10.53、ウェンディ・ギマライス(BRA)9.87、アラナ・パシェリ(BRA)8.34
ヒート2:ジュリアナ・メネガール(BRA)11.84、ナターリ・パオラ・ペイショット(BRA)4.84、カロル・リベイロ(BRA)4.74

アーネットASPワールド・ジュニア・ウイメンズ・ラウンド1:
ヒート1:レイラ・ハースト(HAW)15.33、キャロル・フェルナンデス(BRA)7.33、フェイ・ゾーモールダー(ZAF)7.20
ヒート2:ガブリエラ・レイテ(BRA)14.84、大村奈央(JPN)12.43、アラナ・パシェリ(BRA)6.97
ヒート3:ディミティ・ストイル(AUS)16.03、モニカ・サントス(BRA)14.00、ウェンディ・ギマライス(BRA)6.07
ヒート4:ジョアン・デフェイ(FRA)13.60、ハイジ・パームブーム(ZAF)8.83、カロル・リベイロ(BRA)7.26
ヒート5:フィリッパ・アンダーソン(AUS)13.74、バーバラ・マラー(BRA)12.70、ジュリアナ・メネガール(BRA)8.14
ヒート6:マウド・ル・カー(FRA)11.90、クインシー・デイビス(USA)10.40、ナターリ・パオラ・ペイショット(BRA)6.80

アーネットASPワールド・ジュニア:ラウンド3
ヒート1:キロン・ジャボー(HAW)対ルアン・カルバリョ(BRA)
ヒート2:フレデリコ・モライス(PRT)対カウ・ウッド(BRA)
ヒート3:ミディ・ヴィミナルディ(Re)対フリーペ・トリード(BRA)
ヒート4:マキシム・フスナット(FRA)対マット・バンティング(AUS)
ヒート5:ジャック・フリーストーン(AUS)対ルーカス・シルベイラ(BRA)
ヒート6:ピーターソン・クリサント(BRA)対 加藤嵐(JPN)
ヒート7:シドニー・ギマライス(BRA)対タナー・ヘンドリクソン(HAW)
ヒート8:デイヴィ・キャスルズ(AUS)対ヤン・ギマライス(BRA)
ヒート9:ギャレット・パークス(AUS)対ルエル・フィリップ(BRA)
ヒート10:サンチァゴ・ムニーツ(ARG)対クリストバル・デ・コル(PER)
ヒート11:マルコ・フェルナンデス(BRA)対デーン・ザウン(USA)
ヒート12:ベイリック・デ・ブリース(ZAF)対マット・ルイス・ヒューイット(NZL)
ヒート13:コナー・コフィン(USA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
ヒート14:キアヌ・アシン(HAW)対トーマス・ウッズ(AUS)
ヒート15:カイオ・イベリ(BRA)対 新井洋人(JPN)
ヒート16:イアン・ゴウベイア(BRA)対エヴァン・トンプソン(USA)



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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