2011年10月24日-11月2日 アルポラドル、リオデジャネイロ/ブラジル
男子ベスト8が決定。加藤嵐は9位となる。(11/2)
Italo Ferreira (BRA) , ASP/ROWLAND
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【プライア・ド・ディアボ、リオデジャネイロ/ブラジル(2011年11月1日火曜日)】ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦「アーネットASPワールド・プロジュニア presented by クイックシルバー」の男子が再開。コンテストは、プライマリ・ロケーションの反対側にある、バックアップ・サイトのプライア・ド・ディアボへ再び移動。トリッキーな1~2フィートのコンディションでラウンド4が行われ、クオーターファイナルへ進出するベスト8が決定した。
女子のイベントはレイラ・ハースト(HAW)の優勝によって幕を閉じ、あすウエイティング期間のファイナルデイに男子の優勝者が決定するだろう。
プライア・ド・ディアボのレフトで、イタロ・フェレイラ(BRA)は、巨大なフロントサイド・エアを決めて9.63のエクセレントスコアをマーク。対戦相手のトップ・ハワイアン、キアヌ・アシン(HAW)を下してクオーター進出を決めた。「僕は自分を信じ、集中して、ベストを尽くしました。」と、フェレイラが言った。「いい感じですね。ここブラジルで、僕がビッグ・リザルトをゲット出来るように、みんながプッシュしてくれています。昨日の夕方はここでサーフしたんです。しかもあのレフトでやっていたんです。あさ会場に来て、昨日僕がサーフした場所で大会をやると知ったんです。ライトは良くなかったので、同じレフトを狙いました。」
ギャレット・パークス(AUS)は、難しいコンディションにもかかわらず、終了間際の土壇場の大逆転でラウンド4を勝ち上がった。「コンディションはひどいですね。これでやらなければならないのは残念です。」と、パークスが言った。「何とか対応して、ヒートアップ出来るように努力しました。ショッキングなヒートで、イライラしましたね。」
昨年から頭角を現し、将来を期待されたヤング・ブラジリアンのフリーペ・トリード(BRA)は再び、ヒートをコントロールし、2011年のアーネットASPワールド・ジュニア・タイトルに目を向けている。「僕のホーム・ブレイクでの試合は凄く良いですね」と、トリードが言った。「確かに、ここで優勝したいですね。ブラジルで、このイベントを開催するのは凄く良いことだと思います。」
ラウンド4のヒート3で加藤嵐は、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンのジャック・フリーストーンと対戦した。長身を生かしたビッグ・マニューバーのジャック・フリーストーンは、次々とスコアを延ばす。フリーストーンは、7.67、6.77をスコアしヒート中盤には加藤をコンビネーションに追い込んだ。全く良い波を掴めない加藤は、後半に入り、形の良いライトを掴み、オフザトップとクローズアウト・セクションでのリエントリーで5.20をスコアして反撃。コンビネーションから脱したが時既に遅く、そのままタイムアウトとなった。それでもASPワールドジュニア・チャンピオンのジャック・フリーストーンに敗れた加藤嵐は、多くのことを学んだに違いない。日本人最高位の9位となった加藤嵐。次のオーストラリアでは更なる頂を目指し、がんばって欲しい。がんばろう!日本。
アーネットASPワールド・ジュニア:ラウンド4
ヒート2:フリーペ・トリード(BRA)16.50 def.。マット・バンティング(AUS)14.63
ヒート3:ジャック・フリーストーン(AUS)14.44 def.。加藤嵐(JPN)8.87
ヒート4:デイヴィ・キャスルズ(AUS)16.00 def.。タナー・ヘンドリクソン(HAW)15.27
ヒート5:ギャレット・パークス(AUS)11.60 def.。クリストバル・デ・コル(PER)11.33
ヒート6:マルコ・フェルナンデス(BRA)15.20 def.。マット・ルイス・ヒューイット(NZL)
ヒート7:イタロ・フェレイラ(BRA)16.46 def.。キアヌ・アシン(HAW)10.23
ヒート8:カイオ・イベリ(BRA)15.26 def.。イアン・ゴウベイア(BRA)14.00
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。