レイラ・ハーストが、ジュニア・ウイメンズで優勝。大村奈央は2戦連続5位入賞で、ASPランキング5位となる(10/31)

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ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦「アーネットASPワールド・プロ・ジュニア」

2011年10月24日-11月2日 アルポラドル、リオデジャネイロ/ブラジル

レイラ・ハーストが、ジュニア・ウイメンズで優勝。大村奈央は2戦連続5位入賞で、ASPランキング5位となる(10/31)

Leila-Hurst-Podium.jpgLeila Hurst (HAW),, ASP/ROWLAND


【プライア・ド・ディアボ、リオデジャネイロ/ブラジル(2011年10月30日日曜日)】ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦「アーネットASPワールド・プロジュニア」の女子が終了。プライマリ・ロケーションの反対側にある、バックアップ・ロケーションのプライア・ド・ディアボで行われたファイナルで、ジョアン・デフェイ(FRA)を破ったレイラ・ハースト(HAW)が優勝した。

ASPワールド・ジュニア・ツアーを9位でスタートしたハーストは、今回のイベントを通して素晴しいサーフィンを披露。今回優勝したハーストは、ASPウイメンズ・ワールド・ジュニアのタイトルレースに名乗りをあげることとなった。

「ワールド・ジュニアのファイナルは今回が初めてです。私にとって今年がジュニア最後の年なるので、すごくワクワクしています。」と、ハーストが言った。「ブラジルに来れた幸運に感謝しています。みんな、とても素晴らしかったです。私は本当にエキサイトしました。オーストラリアが最後のイベント。どうなるかは誰もわからないです。いつもは、コンテストのストレスに参っていますが、今回はリラックスして、楽しむように努力しました。

ハーストは、アルポラドルとプライア・ド・ディアボの、どちらのロケーションにも上手く順応して、今回のコンペティションを通したトップ・スコアラーだった。「どちらの波も本当に良く似ていると思いました。」と、ハーストが言った。「どちらも岩の影響でバックウオッシュが強く、サーフボードをコントロールするのが難しかったですね。」

バリで3位になったジョアン・デフェイは、オーストラリアのフィリッパ・アンダーソンと対戦したセミファイナルで今日のベスト・スコアとなる9.57をスコアして、ファイナル進出を果たした。そして、ファイナルではハーストに敗れはしたが、ワールド・ジュニア・ランキングのカレントリーダーとなった。

「ファイナルをメイク出来て凄くハッピーです。」と、デフェイが言った。「フィリッパはインサイドにいて、私がプライオリティーを持っていました。ファースト・アプローチで素晴しいカーヴィングが出来て、リエントリーも決めることができたんです。」

バリで2位だったアンダーソンは、リオデジャネイロで燃えていたが、デフェイに対したセミファイナルでリズムを掴めずに3位タイで終わった。「イベントを通して調子は良かったです。でもセミファイナルで何が起こったのか分かりませんでした。」と、アンダーソンが言った。「これが世の中というものなんだと思いましたね。良い波が来ていましたが、私はそれを見つけることが出来ませんでした。」

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大村奈央が2戦連続5位でASPランキング5位へ。新井洋人はラウンド3で敗退。

ASP-WJC「アーネットASPワールド・プロ・ジュニア」女子クオーターファイナル第1ヒートに登場した大村奈央。大村奈央の対戦相手は、ブラジルのモニク・サントス。レフトハンダーのサントスは、スタートから、3.00、5.33をスコアしてヒートをリード。大村も慎重に波を選び4.67、3.40をスコアし追い上げるが、サントスが後半に4.00をスコア。その差を広げられ惜しくも敗退。前回のバリと同じ総合5位となった。

それでも2戦連続の5位は、彼女をASPワールド・ジュニア・ランキング5位へと押し上げた。勝てる試合だっただけに悔しさは残るが、次のオーストラリアには時間があるので、そこを目標に更なる頂きに向けてがんばって欲しいと思う。

また、昨日行われた男子ラウンド3では、新井洋人がヒート15でカイオ・イベリと対戦。オープニングライドでオープンフェイスの波を掴んだカイオ・イベリは、いきなり8.07をスコア。新井洋人はクリティカル・セクションにリエントリーを決めるもバックウオッシュに翻弄され、スコアが伸びなかった。

そのあと波が全くく入ってこない状況が続き、3.50、2.67をスコアしヒートスコア6.17の新井洋人が逆転に必要なスコアは7.58で残り時間は10分。後半に入り5.17をスコアして、その差を広げるカイオ・イベリ。バックウオッシュの入る癖のある波に翻弄され続けた新井洋人は、このラウンドで惜しくも敗退となった。

イベント主催者は、明朝、ローカル・タイムで午前7時にアルポラドルでファーストコール。7:30のコンペティション・スタートを目指す。再開されれば、ラウンド4のヒート3で加藤嵐が、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンのジャック・フリーストーンと対戦する。行け!アラシ!。がんばれ日本!




アーネットASPワールド・ジュニア・ウイメンズの最終結果:
優勝:レイラ・ハースト(HAW)15.50
2位:ジョアン・デフェイ(FRA)10.53

アーネットASPワールド・ジュニア・ウイメンズ・セミファイナル結果:
SF 1:レイラ・ハースト(HAW)13.66 def.。モニク・サントス(BRA)11.57
SF 2:ジョアン・デフェイ(FRA)17.57 def.。フィリッパ・アンダーソン(AUS)9.83

アーネットASPワールド・ジュニア・ウイメンズ・クオーターファイナル結果:
QF 1:モニク・サントス(BRA)9.33 def.。大村奈央(JPN)8.07
QF 2:レイラ・ハースト(HAW)16.64 def.。ディミティ・ストイル(AUS)14.33
QF 3:ジョアン・デフェイ(FRA)15.33 def.。ジュリアナ・メネガール(BRA)9.16
QF 4:フィリッパ・アンダーソン(AUS)10.67 def.。ハイジ・パームブーム(ZAF)8.73

アーネットASPワールド・ジュニア:ラウンド3
ヒート9:ギャレット・パークス(AUS)14.93 def.。ルエル・フィリップ(BRA)14.77
ヒート10:クリストバル・デ・コル(PER)12.23 def.。サンチァゴ・ムニーツ(ARG)10.57
ヒート11:マルコ・フェルナンデス(BRA)15.33 def.。デーン・ザウン(USA)10.00
ヒート12:マット・ルイス・ヒューイット(NZL)13.43 def.。ベイリック・デ・ブリース(ZAF)13.03
ヒート13:イタロ・フェレイラ(BRA)14.27 def.。コナー・コフィン(USA)7.00
ヒート14:キアヌ・アシン(HAW)12.30 def.。トーマス・ウッズ(AUS)11.34
ヒート15:カイオ・イベリ(BRA)13.24 def.。新井洋人(JPN)7.30
ヒート16:イアン・ゴウベイア(BRA)11.67 def.。エヴァン・トンプソン(USA)9.17


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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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