バロウ、スミス、ファニングは、ウインキーポップでハイパフォーマンスを見せる(4/7)

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ASPワールドツアー第2戦/リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ pres. by スニッカーズ

2010年3月30日-4月10日 ベルズ・ビーチ、トーキー、ビクトリア、オーストラリア

バロウ、スミス、ファニングは、ウインキーポップでハイパフォーマンスを見せる(4/7)

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Taj Burrow (AUS),
Credit:(C) ASP / ROBERTSON

fanning3419bells10kirstin_l.jpgミック・ファニング(AUS)【ウインキーポップ、ビクトリア/オーストラリア(2010年4月7日水曜日)】ASPワールドツアー第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・プレゼンテッドバイ・スニッカーズ」はメイン会場であるベルズから、会場を近くの ウインキーポップへ移動。リッパブルな3〜4フィートのコンディションでラウンド3とラウンド4の4ヒートが終了した。

本日のベストヒート・スコアをマークしたのは、現在のASPワールドナンバー1であるタジ・バロウ(AUS)。彼はこの5ヵ月の間、完璧というに相応しい結果を残している。そして、センセーショナルなフォームを続けるバロウは、今日戦った2ヒートでも、その強さをアピールした。

爆発的なサーフィンを見せるルーキーのマット・ウィルキンソン(AUS)との激しいバトルにおいて、バロウは全く欠点のないサーフィンを見せ、ヒートスコア17.04をマークして勝利を掴んだ。「それは確かに楽しかったよ」とバロウが言った。

「いくつかの凄く良い波を見て、その波でサーフ出来るって本当に興奮したよ。でも実際のところ、良い波は多くなかったから、セットを掴まなくてはならなかった。でも、ウィルコ(マット・ウィルキンソン)に、すべて不運が行ってしまったね。

彼は素晴らしいサーファーなんだ。ベスト・バックハンドだね。だからタフなヒートになると思ってた。でも波にハマってしまったけど、やっと波が来たんだ。自分のところに上手く波が来て良かったよ」

ウェスタン・オーストラリア出身の超高速なバロウは、それから3度のASPワールド・チャンピオンであるアンディ・アイアンズ(HAW)とのラウンド4で 、今日のベストスコア17.77をマークした。

「最高だよ」とバロウが言った。「彼(アイアンズ)には借りがあるからね。我々は、我々のキャリアで、いくつかの驚くべきバトルを戦ってきた。彼は破壊的なフォームだったからね。彼は完全に復活しているよ。だから彼を倒せて良かった。

素晴らしい時間だった。波は本当に良いよ。僕がこれまでにやったウインキーポップでベストの一つかもしれないな。小さかったけど、凄くクリーンで、ハイタイドになって、コンパクトで深いピークの波になった。僕がテイクオフした全部の波が素晴しい壁になる波だったよ。いくつかのセットも来てたしね。ヒートによっては波にムラがあって心配したけど、最終的には良くなったしね」バロウは、クォーターファイナルで、エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)と戦う。

現在ASPランキング2位のジョディ・スミス(ZAF)は、ラウンド3でルーキーのオーウェン・ライト(AUS)を破り、更にラウンド4では、圧倒的なプログレッシブ・サーフィンでロイ・パワーズ(HAW)を下した。

「ファン・ヒートだった」とスミスが言った。「でも再びロイ(パワーズ)と戦ったのは残念だった。彼は僕のチームメイトで、我々は一緒にツアーを回っているんだ。だから少し辛かった。でも、ラウンドアップ出来て嬉しいよ。いくつかの本当に良い波があった。小さかったけど、自分のファーストヒートより、かなりコンスタントに波が来るようになって、最高だったよ」

スミスはパワーズに対してイベント・ベスト・シングル・ウェイブ・スコアを手に入れた。長く続くライトハンダーを切り刻み、複数のエアリアルを決め、最後には“スーパーマン”エアまで成功させ9.80というパーフェクト・スコアに近い高得点をマークしたのだ。

「自分は7ポイント台2本のような、2つのアベレージ・ウェイブを持っていた」とスミスが言った。「小さかったからロイはその波を乗らなかった。だから僕が掴んだのさ。でもその波は最後にはインサイドまで壁になる良い波になった。だから、その波で良いターンがいくつも入れられたんだ」スミスはクォーターファイナルで、2度のASPワールド・チャンピオン・ミック・ファニング(AUS)と戦う。

SlaterBells10SR90884_l.jpgケリー・スレーター(USA)リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチの2001年の勝者であるファニングは、16歳で今回はワイルドカードで出場のガブリエル・メディーナ(BRA)とのラウンド3で全く容赦しなかった。「初めに小さくて良い波を掴んで8.50を手に入れた」とファニングが言った。

「その波で、かなりのプレッシャーを与えることが出来たね。自分はかなり楽しんでたよ。小さいライトブレイクが良くなるのが分かっていたから、ずっとそれでサーフしていた。昨日の夕方もここは凄く良い波だった。僕はベストサーフを選んで、上手くサーフすることにフォーカスしたんだ」次にファニングはティアゴ・ピレス(PRT)と戦う。

9度のASPワールド・チャンピオンである38歳のケリー・スレーター(USA)は、ルーキーのダスティ・ペイン(HAW)に対しクロスヒートとなったラウンド3を生き残りラウンド4へ駒を進めた。スレーターの右足は靭帯が炎症を起こしている可能性があり、診察のために病院で過ごしていたが、ペインとの戦いでは9.17というエクセレントなスコアをマークした。

「今朝起きたら、歩くことができなかった」とスレーターが言った。「負けると思っていたけど、サーフ出来ると分かった。でもダスティは9ポイントをスコアしていた。彼が何をしたか見ていなかったけど、どうも何かビッグなことをやったようだった。残り時間10分、僕は優先権を持っていたけど、長いフラットな時間を望んでいた。乗っても1本。結局3本乗って、効率的な状態に保ったまま勝てたんだ」スレーターは、ラウンド4のヒート8で、ミシェル・ボウレズ(PYF)と戦う。

イベント主催者は、明朝、午前7時00分に再びファーストコールする。

リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ:ラウンド3結果

ヒート1:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)16.67 ブレット・シンプソン(USA)11.16
ヒート2:フレデリック・パターチア(HAW)13.37 パトリック・グダスカス(USA)11.70
ヒート3:アンディ・アイアンズ(HAW)10.67 カイ・オットン(AUS)6.70
ヒート4:タジ・バロウ(AUS)17.04 マット・ウィルキンソン(AUS)13.33
ヒート5:ロイ・パワーズ(HAW)13.50 デーン・レイノルズ(USA)12.34
ヒート6:ジョディ・スミス(ZAF)14.67 オーウェン・ライト(AUS)8.47
ヒート7:ティアゴ・ピレス(PRT)13.14 ダニエル・ロス(AUS)12.17
ヒート8:ミック・ファニング(AUS)17.20 ガブリエル・メディーナ(BRA)11.84
ヒート9:ジョエル・パーキンソン(AUS)15.16 ネコ・パダラッツ(BRA)13.57
ヒート10:エイドリアン・バカン(AUS)15.17 ジェレミー・フローレス(FRA)12.06
ヒート11:ボビー・マルチネス(USA)12.83 ドリュー・コートニー(AUS)10.34
ヒート12:ジャドソン・アンドレ(BRA)16.53 テイラー・ノックス(USA)14.37
ヒート13:ビード・ダービッジ(AUS)15.90 タナー・グダスカス(USA)15.63
ヒート14:ルーク・ステッドマン(AUS)14.34 クリス・デーヴィッドソン(AUS)14.17
ヒート15:ケリー・スレーター(USA)15.10 ダスティー・ペイン(HAW)13.84
ヒート16:ミシェル・ボウレズ(PYF)16.24 トム・ホイッティカー(AUS)10.00

リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・ラウンド4結果:
ヒート1:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)14.90 フレデリック・パターチア(HAW)11.90
ヒート2:タジ・バロウ(AUS)17.77 アンディ・アイアンズ(HAW)11.93
ヒート3:ジョディ・スミス(ZAF)17.30 ロイ・パワーズ(HAW)13.77
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)12.60 ティアゴ・ピレス(PRT)10.90

残っているリップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・ラウンド4:
ヒート5:ジョエル・パーキンソン(AUS)対エイドリアン・バカン(AUS)
ヒート6:ボビー・マルチネス(USA)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート7:ビード・ダービッジ(AUS)対ルーク・ステッドマン(AUS)
ヒート8:ケリー・スレーター(USA)対ミシェル・ボウレズ(PYF)



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