スチュアート・ケネディが、オニール・コールドウォーター・クラシック・タスマニアで優勝

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ASP WQS6スター/オニール・コールドウォーター・クラシック・タスマニア

2010年3月23-28日 タスマニア、オーストラリア

スチュアート・ケネディが6スターで初優勝(3/28)

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優勝したスチュアート・ケネディ(AUS):photo form O'Neill

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【2010年3月28日、タスマニア、オーストラリア】タスマニアで開催されていた6スターイベント「オニール・コールド・ウォーター・クラシック・タスマニア」が終了。ファイナルでブラジルのウィゴリー・ダンタスに対し圧倒的な強さを見せたオーストラリアの新鋭スチュアート・ケネディが優勝した。

歴史あるオニールが開催するASPーWQSイベントであるコールド・ウオーター・クラシック(CWC)は、昨シーズンより5戦のシリーズ化が決定し、最北端、最南端、最もワイルドで、最も冷たい海で行われる、地球上で最もクラシックなサーフ・コンテスト・シリーズである。

オニール・コールドウオーター・クラシックシリーズは、今回の開幕戦となるオーストラリアのタスマニアをはじめ、南アフリカ、カナダ、スコットランド、サンタクルーズの5戦が開催され、その総合ランキングが設けられ、最終戦のサンタクルーズにはシリーズの勝者が決定。ウイナーには5万ドルの賞金が用意されている。

今回のイベントは6スターイベントということもあり、世界中からトップサーファーが集結。オニールのライダーで昨年のイベントチャンピオンであるジョディ・スミスをはじめ、今季からオニールに移籍したボビー・マルチネスなどが素晴しいパフォーマンスを披露した。

今回のイベントのなかでベスト・コンディションと言えるオフショアの4−6フィートのライトハウスビーチで行われたファイナル。スチュアート・ケネディは、圧倒的なスタイルでイベント最高ヒート・トータルで2010年のオニール・コールドウォーター・クラシック・タスマニアのタイトルを獲得した。

「終盤に向かうにつれて、物凄く自信に満ちてきたと思った」と6スターイベントで初めてファイナルを戦ったスチュアートが言った。「ラインナップでは本当に緊張していた」と彼が言った。「9.5をスコアした時は泣きそうだったよ」

20歳のレノックス・ヘッド出身のケネディは、ファイナル・ヒートで18ポイントをスコアし、ウィゴリー・ダンタスを下し、ワールド・ステージへ彼の名を轟かせた。「いま本当に激しい訓練を受けている」とスチュアートが言った。「自分自身、もう成長すべき時だと思って、勝つための努力を始めたんです」。優勝賞金20,000ドルを獲得したスチュアートは、全ての参加選手が欲しがっていた木彫りのタスマニアアン・タイガー・トロフィーも手に入れた。

オニール・コールドウオーター・クラシック(CWC)シリーズのトップに立ったスチュアートは、シリーズ勝者に与えられる5万ドルの賞金に今最も近い選手である。「CWCシリーズの次のイベントにあたるスコットランドは行くつもりだよ」とスチュアートが言った。「それが終わった時に自分がどこに居るかだね」

世界中で行われるオニール・コールドウォーター・クラシック・シリーズは、ファイナルデイには素晴しいコンディションとなるケースが多い。そして、ここタスマニアも例外でなく、優秀なヤング・サーファーのために最高のステージがセッティングされた。

「コンディションは素晴らしかった』と今回3位となったウルグアイのマルコ・ジオルジが言った。彼は、ラウンドオブ16でジョディ・スミスを破り、クオーターファイナルではロイデン・ブライソンを破った。 最終的には優勝したスチュアート・ケネディにセミファイナルで破れた。ジオルジはスコットランドの寒さを避け、バリでのオフを選択。

一方、同じく3位入賞したワールド・ツアー・サーファーのクリス・デーヴィッドソンは、CWCシリーズに参加するために冷たいワイルドなコンディションへ挑む。「寒さを恐れない」とクリスが言った。「ベルズのたウォームアップになって良かった。自分のセミファイナルは波がなくって、ファイナルに勝ち上がれなくて残念だった。あのタスマニアアン・タイガー・トロフィーが本当に欲しかったんだ。シリーズ優勝賞金の50,000ドルを目指して、スコットランドには行くつもりだよ」と彼が言った。

次のオニール・コールドウォーター・クラシック・シリーズは、プロサーフィン最北のイベント会場であるスコットランドのサルソーで4月13日から19日に開催される。

田嶋鉄兵は25位、辻裕次郎は37位。


今回、日本からは大野修聖、田嶋鉄兵、辻裕次郎が出場。ラウンドオブ144から大野、田嶋、辻が登場。田嶋と辻の二人とも危なげなくヒートを1位通過。マー大野は2位でラウンドアップした。ラウンドオブ96でも勢いは止まらず、田嶋と辻は1位でラウンドアップ。マー大野はここで惜しくも4位敗退した。ラウンドオブ48を戦った日本勢。田嶋鉄兵は3位敗退で25位、辻裕次郎は4位敗退で37位でという結果に終わった。

次回の注目のASPーWQSイベントは、スコットランドのサルソーで4月13日から19日に開催される「オニール・コールド・ウォーター・クラシック・スコットランド」。田嶋鉄兵、田中樹が出場予定だ。彼等の活躍に期待して、彼等にエールを送ろう。頑張れ! 日本。





結果:

優勝:スチュアート・ケネディ(AUS)18.00
2位:ウィゴリー・ダンタス(BRA)12.57

セミファイナル
SF 1:スチュアート・ケネディdefマルコ・ジオルジ(ウルグアイ)
SF 2:ウィゴリー・ダンタスdefクリス・デーヴィッドソン(AUS)



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