バーレーヘッズでタジ・バロウが優勝(2/22)

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ASP WQS4スターイベント/ブレイカ・バーレー・プロ

2010年2月17日- 21日 バーレーヘッズ、オーストラリア

タジ・バロウ、バーレーヘッズで開催された4スターで優勝(2/22)

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【ゴールドコースト・クイーンズランド、現地2010年2月21日日曜日】オーストラリアのバーレーヘッズで2月17日から開催されていたASP-WQS4スターイベント「ブレイカ・バーレー・プロ」が終了。3フィートのコンディションで行われたファイナルデイで、昨年のパイプマスターであるASPワールドツアーランキング4位のタジ・バロウが優勝した。

真夏のオーストラリアで行われたブレイカ・バーレー・サーフ・プロは、約10年ぶりに、クイーンズランドを象徴するポイントブレイク「バーレヘッズ」で開催された独立型プロフサーフィン・イベント。多くの世界最高峰のサーファーの夢が現実となり、ワールド・チャンピオンに君臨するミック・ファニングをはじめ、多くのワールドツアーサーファーが出場。引退した1999年のワールド・チャンピオンであるマーク・オクルーポが参加することでも話題となった。

バロウは、ワールドツアー開幕を今月27日に控えたWCTサーファーが多数参加したイベントにおいて、ファイナリストとなったジョシュ・カー(AUS)オーウェン・ライト(AUS)ダスティー・ペイン(HAW)を抑え、見事優勝した。バロウはファイナル中盤に9.10というハイスコアをマーク。更にハイスコアをマークし、2ウェイブ・トータル17.30で圧勝した。

「バーレー・ヘッズが戻ってきて最高だね。僕は長年にわたって多くの時間をここで過ごしてきたんだ。ここの波は最高で、だから久しぶりにここで勝つことができて本当に嬉しいよ」とバロウが言った。「イベントを通して波は素晴しかったね。最高のハイパフォーマンス・サーフィンが見れたよ。多くのエアリアルがあった。すべてのコンペティターが凄くビッグだったよ。そんな試合に出て素晴らしかったよ」

昨年のASPワールド・ツアー・シーズン最終戦となったパイプライン・マスターズで優勝したバロウは、今回のイベントでも幸先のよいスタートを切り、今週末、オーストラリアで開幕する2010年ASPワールド・ツアー第1戦の大本命に名乗りを上げた。

また、今回日本から多くのサーファーがエントリー。河村海沙、黒澤賢一、中村昭太、大澤伸幸、高梨直人、辻裕次郎、大野修聖が出場。日本人選手で唯一、辻裕次郎がラウンドオブ64まで勝ち上がった。そしてWCTサーファーであるティアゴ・ピレス(PRT)とジョシュ・カー(Aus)等と対戦。裕次郎は4.43をスコアしたものの、バックアップを見つけられず惜しくも4位で敗退。 49位でフィニッシュした。彼のスポンサーである303サーフボードからの情報によれば、着々とASPで結果を残し始めている辻裕次郎は、今後、ニューキャッスル、そしてタスマニアと転戦予定。世界を目指して頑張れ辻裕次郎! 頑張れ日本!



ブレイカ・バーレー・プロ ファイナル
優勝:タジ・バロウ(AUS)17.30
2位:ジョシュ・カー(AUS)15.67
3位:オーウェン・ライト(AUS)14.60
4位:ダスティー・ペイン(HAW)8.73


セミファイナル1:
1. オーウェン・ライト(AUS)19.77
2. ジョシュ・カー(AUS)15.76
3. ジェームズ・ウッド(AUS)15.20
4. ブレント・ドーリントン(AUS)13.00

セミファイナル2:
1. ダスティー・ペイン(HAW)16.50
2. タジ・バロウ(AUS)15.30
3. グランジャー・ラーソン(HAW)11.00
4. ジェイ・トンプソン(AUS)10.67

オフィシャルサイト

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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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