2010年1月15ー22日 サンセット・ビーチ、ハワイ
マイルス・パダカがプログレッシブ・サーフィンで優勝(1/20)
世界で最も盛大に行われたWQS1スターイベント
Padaca shows how it's done. Photo by Bernie Baker.
【サンセット・ビーチ、ハワイ(現地2010年1月19日】ハワイ、オアフ島サンセットビーチでスタートしたASP-WQS1スターイベント「ダ・フイ・プレゼンツ・スポンサーミー・サンセット・オープン」が終了。10フィートのコンディションで、38歳のハワイアン・ベテランサーファーのマイルス・パダカが見事優勝した。
優勝したマイルス・パダカは現在、元WCTサーファーのパンチョ・サリヴァンとともに、「プログレッシブ・サーフィン」という、オアフ島ノースショアで最も古いサーフ・キャンプでコーチをしている。パンチョは惜しくもセミファイナルで破れ5位となったが、今回出場した彼らの3人の生徒全員がセミファイナル以上に残った。17歳のジョン・ジョン・フローレンスは、サリヴァンと同じ第5位に、20歳のケコア・カジメロは第7位、19歳のアレックス・スミスはパダカについで第2位でフィニッシュした。
「ここは僕のオフィスさ」とパダカが言った。「毎日ここでサーフして、ヤング・コンペティターを指導しているんだ。我々は選手を訓練して、ラインアップで彼らを教育する。我々のゴールは、インターナショナル・エリートのレベルに、ハワイのより良いコンペサーファーを育てることなんだ」
「経験は本当に重要だね」とパダカが言った。「僕の計画は、アウトにいって、いくつかの波を捕らえて、試合をかき回すことだった。ファイナルは、何度か凪ぎがあったけど、すでに僕の波は合計が出ていたからね」
今日のヒートの中で最もトリッキーなヒートとなった30分のファイナルで、合計7本の波を捕えたパダカ。彼のベスト2スコアは、7.0と4.5だった。他のファイナリストは、2つのスコアリング・ライドを見つけるのに必死だった。
2位となったスミスは、実際にファイナルのベスト・スコア8.5をスコアしたが、ファイナル・ホーンまでにバックアップを見つけることが出来なかった。3位のモルガンはファイナルで1本しか乗れず、4位のケンパーはどうにか2本乗った。ケンパーは、ファイナリストのなかで、唯一人6ラウンドを戦ったサーファーで、彼は今日、17才のフローレンスと20才のカジメロとともに、パワフルなサーフィンで注目を浴びた。
「これはエクセレントなイベントだった」とパダカが言った。「我々は、サニー・ガルシア、フレッド・パターチア、パンチョのようなトップ選手とともに戦えた。彼らは、このようなイベントに出場する必要はないけど、彼らのサーフィンを見れて、ビリー、アレックス、ケコアのような若い選手が一緒に戦うことが出来て素晴らしいかった。ASPハワイ、ダ・フイ、スポンサーミーに感謝したい。願わくは来年、2〜3スターにステップアップしてくれたら最高だね」
今回日本から出場のラウンドオブ64を一位通過した堀口真平と田嶋鉄兵、田中譲だったが、惜しくもラウンドオブ32で敗退。25日からパイプラインでスタートするボルコム・パイプラインプロでの彼らの活躍に期待しよう。頑張れニッホン。
ESULTS:
ファイナル:
優勝:$2,500-マイルス・パダカ(オアフ)38歳
第2位-$1,000-アレックス・スミス(カウアイ)19歳
第3位-$800-ヨナ・モーガン(ビッグ・アイランド)29歳
第4位-$700-ビリー・ケンパー(マウイ)19歳
Semi-Finals:
H1:Billy Kemper; Myles Padaca; Pancho Sullivan; Lovel Hodel
H2: Jonah Morgan; Alex Smith; John John Florence; Kekoa Cazimero
Quarter Finals: (3rd=9th, 4th=13th)
H1: Pancho Sullivan; Love Hodel; Gavin Beschen; Fred Patacchia
H2: Billy Kemper; Myles Padaca; Sunny Garcia; Tyler Newton
H3: Kekoa Cazimero; John John Florence; Gavin Gillette; Daniel Jones
H4: Alex Smith; Jonah Morgan; Solomon Ortiz; Dylan Melamed
Round of 32: (3rd=17th; 4th=25th.)
H1: Pancho Sullivan; Myles Padaca; Charlie Carroll; Jason Shibata
H2: Fred Patacchia; Billy Kemper; Edrick Baldwin; Joe Tanaka (JPN)
H3:Sunny Garcia; Gavin Beschen; Reef McIntosh; David Giddings (USA)
H4: Tyler Newton (USA); Love Hodel; Shinpei Horiguchi (JPN); Teppei Tajima (JPN)
H5: Gavin Gillette; Solomon Ortiz; Hank Gaskell; Jeremy Johnston (USA)
H6: John John Florence; Alex Smith; Kevin Sullivan; Nils Schweizer (USA)
H7: Jonah Morgan; Daniel Jones; Makuakai Rothman; Adam Crawford
H8: Dylan Melamed; Kekoa Cazimero; Ezra Sitt; Jamie O'Brien
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。