クイックシルバー・プロ・フランスは、ラウンド5までが終了。ベスト8が決定する。(10/12)

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ASPワールド・タイトル・イベント第8戦「クイックシルバー・プロ・フランス」

2011年10月4日-13日 ラ・グラヴィエール、ホセゴー・フランス

クイックシルバー・プロ・フランスは、ラウンド5までが終了。ベスト8が決定する。(10/12)

burrow_t8259france11cestari_l.jpgTaj Burrow (AUS), (C) ASP / CESTARI


【ラ・グラヴィエール、ホセゴー/フランス(2011年10月11日火曜日)】フランスで開催中のASPワールドツアー第8戦「クイックシルバー・プロ・フランス」が再開。濃霧のため開始が5時間が遅れたが、クリーンな3~5フィートのラ・グラヴィエールでラウンド4とラウンド5が終了した。絵に描いたような美しいコンディションで、いくつもの印象に残るサーフィンが繰り広げられ、クオーターファイナル進出の8名が決定した。

タジ・バロウ(AUS)がコンボで圧勝。

ASPワールド・タイトル・ランキングNo.6のタジ・バロウ(AUS)は、今日の午後に行われたラウンド4ヒートで、バックハンドとフォアハンドの爆発的なサーフィンで、オーウェン・ライト(AUS)とダミアン・ホブグッド(USA)をコンビネーションで下した。

「僕は、そのヒートを楽しんだよ。」と、バロウが言った。「終盤に向かって、自分のペースが出て来て、素晴しいライトと良い感じのレフトを手に入れることが出来た。オーウェンは、あのレフトが絶対に欲しかったと思うよ。僕のマークした、いくつかのグッドスコアは素晴しい感じだった。残りのイベントも、このコンスタントでファンなコンディションが続いて欲しいね。」バロウは、クオーターファイナル4でジュリアン・ウィルソン(AUS)と対戦する。

ケリー・スレーター(USA)はQFへ。K11は見えて来たのか。

10タイムASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は今日、ラ・グラヴィエールのピークを正確かつ迅速に切り裂き、驚くほどのスピードとフローを生み出して、ダイレクトにクオーターファイナルに勝ち進んだ。

「波はかなり楽しかった。サーフボードの調子が良いんだ。」と、スレーターが言った。「かなり安定していたと思う。ずっと昔からフランスには来ているので、ここの波には慣れているんだ。波が変わったとき何を見なくてはならないかも分かっている。」

カレントASPワールドNo.1のスレーターは、2011年のASPワールド・タイトル・キャンペーンについて探りを入れられたとき、いつものように、ためらいがちに言った。「クオーターファイナルは、僕にとって、もう一つの良い結果である。そして、脅威だった多くの選手が、このイベントの早期で敗退した。」と、スレーターが言った。「数字を出していないが、彼らはこの時点で、かなり離れてしまったかもしれない。オーウェン(ライト)は明らかに、まだそこにいる。そして、彼は残りのイベントでかなり強烈なはずだ。だから終了間際に来ても何の不思議もない。まだ、どんなことでも起きる状況だからね。」

クオーターでスレーターと戦う17歳のガブリエル・メディーナ(BRA)は、メディーナは、ラウンド3で足首を負傷したジェレミー・フローレス(FRA)が棄権し、不戦勝でラウンドアップを果たした。

ジョディ・スミス(ZAF)がライトを下す。

タヒチで肋骨を負傷して以来、初のイベント出場となったジョディスミス(ZAF)は、ラウンド5で、現在ランキング第2位のオーウェン・ライト(AUS)を破り、2011年ASPワールド・タイトル・レースの中核に激震を与える大番狂わせを引き起こした。

「僕には、素晴らしい時間だった」と、スミスが言った。「僕はフリーサーフなアプローチをしたんだ。明らかに、タイトル・レースの中にいるオーウェン(ライト)は、わずかなプレッシャーがある。僕のガールフレンドは、僕がベスト・ヒートを持たなかったので最高のアドバイスをくれた。彼女は、それが上手く機能していない場合、それを変更するのよって僕に言った。それを実行して本当にうまくいったのさ。」

また、アレホ・ムニーツ(BRA)とジュリアン・ウィルソン(AUS)は彼らのASPルーキー・オブ・ザ・イヤー・バトルを続け、両者ともラウンド4と5を勝ち上がり、クオーターファイナルに進んだ。ASPワールド・タイトル・ランキングNo.10のミシェル・ボウレズ(PYF)も強烈なサーフィンでクオーターへラウンドアップ。彼のキャリアのベスト・リザルツを更新した。

イベント主催者は、明朝午前8時(日本時間15:00)に再びファーストコール。午前8時30分のスタートを目指す。


クイックシルバー・プロ・フランス・ラウンド4結果:
ヒート1:ミシェル・ボウレズ(PYF)14.57、テイラー・ノックス(USA)11.17、ジェレミー・フローレス(FRA)N/S
ヒート2:ケリー・スレーター(USA)15.83、ガブリエル・メディーナ(BRA)15.80、エイドリアン・バカン(AUS)7.83
ヒート3:アレホ・ムニーツ(BRA)13.10、ジョディ・スミス(ZAF)11.10、ジュリアン・ウィルソン(AUS)10.03
ヒート4:タジ・バロウ(AUS)17.43、ダミアン・ホブグッド(USA)14.13、オーウェン・ライト(AUS)11.10

クイックシルバー・プロ・フランス・ラウンド5結果:
ヒート1:テイラー・ノックス(USA)13.50 def.。エイドリアン・バカン(AUS)12.53
ヒート2:ガブリエル・メディーナ(BRA)はジェレミー・フローレス(FRA)が怪我のため不戦勝。
ヒート3:ジョディ・スミス(ZAF)14.74 def.。オーウェン・ライト(AUS)10.53
ヒート4:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.16 def.。ダミアン・ホブグッド(USA)9.86

クイックシルバー・プロ・フランス・クオーターファイナル均衡:
QF 1:ミシェル・ボウレズ(PYF)対テイラー・ノックス(USA)
QF 2:ケリー・スレーター(USA)対ガブリエル・メディーナ(BRA)
QF 3:アレホ・ムニーツ(BRA)対ジョディ・スミス(ZAF)
QF 4:タジ・バロウ(AUS)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)


ASPワールド・タイトル・トップ10(ハーレープロ後):
1. ケリー・スレーター(USA)44,950 pts.
2. オーウェン・ライト(AUS) 39,900 pt
3. ジョエル・パーキンソン(AUS)35,400pt
4.エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)31,950pt
5.ジョシュ・カー(AUS)30,800pt
6.タジ・バロウ(AUS)29,250pt
7.ミック・ファニング(AUS)28,200pt
8.ジョディ・スミス(ZAF)27,500pt
9.ジェレミー・フローレス(FRA)23,700pt
10.ミシェル・ボウレズ(PYF)22,250pt



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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