ケリーVSオーウェン・ライト(AUS)の3試合連続ファイナル。トラッスルズでの5度目の優勝でケリーがトップを独走(9/22)

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ASPワールド・タイトル・イベント第7戦「ハーレー・プロ・アット・トラッスルズ」

2011年9月18日ー24日 ロウワー・トラッスルズ、カリフォルニア、USA

ケリーVSオーウェン・ライト(AUS)の3試合連続ファイナル。トラッスルズでの5度目の優勝でケリーがトップを独走(9/22)

slater_k0149hurleypro11rowland.jpgKelly Slater: ASP / ROWLAND

【ロウワー・トラッスルズ、カリフォルニア/USA(2011年9月21日水曜日)】ASPワールドツアー第7戦「ハーレー・プロ・アット・トラッスルズ」が終了。3試合連続のファイナルを戦ったケリー・スレーター(USA)とオーウェン・ライト(AUS)。ドラマチックなファイナルの終了間際の大逆転でスレーターが優勝。タイトル・レースのトップを独走する。このスレーターとライトの3試合連続ファイナルはASP史上初。これまで2人のサーファーが3試合連続でASPドリーム・ツアーのファイナルを戦ったことは無かった。

今シーズン3勝目となる前人未到の48回目のASPワールド・ツアー勝利

スレーターはファイナルデイを通して、ニュー・スクール・エアと十八番のカーヴィング・ターンを駆使したリーサル・フォームを見せ、今シーズン3勝目となる前人未到の48回目のASPワールド・ツアー勝利を手に入れた。「オーウェン(ライト)はタフな選手だよ。彼は素晴らしいサーフィンをしていたね」と、スレーターが言った。

「彼のサーフィンには本当に弱点がない。彼はあらゆるスポットで素晴しいサーフィンを見せるはずだよ。今週、多くの選手が彼と戦ったと思うけど、僕は最後の戦いで勝てて本当にラッキーだった。僕は彼のプライオリティーのときに、セットの最初の波を掴んだ。そして、プライオリティーを手に入れ、僕は波を待ちたかった。なぜかオーウェンの後には波が来なかったんだ。でもオーウェンとロウワーズでサーフィンできて楽しかったよ。素晴しい1週間だった。最高のサポートをしてくれたみんなに感謝したい。最高だったよ。」

オーウェン・ライト(AUS)

ASPワールド・タイトル・シリーズNo.2のオーウェン・ライト(AUS)は、ツアー2年目。ミック・ファニング(AUS)とジュリアン・ウィルソン(AUS)を下して、3度目のスレーターとのファイナルに挑んだが惜しくも今回は破れた。「僕は試合を楽しんでいたよ」と、ライトが言った。「僕とケリーは、これまでにいくつかの素晴らしいヒートを持った。そして、この3つのファイナルは素晴らしいものだった。最後にセットが入ってきてくれて嬉しかったよ。ちょっと残念なファイナルになってしまったけど、最高にエキサイティングだった。」

ジュリアン・ウィルソン(AUS)

今回のイベントを通して、最もプログレッシブなマニューバーを披露していたジュリアン・ウィルソン(AUS)。クオーターファイナルでは、セカンド・ハイエスト・ヒート・トータルとなる18.23と、9.80のベスト・シングル・ウェイブ・スコアをマーク。ジョエル・パーキンソン(AUS)とのリマッチに勝利した。

「僕は昨日のあのヒートに敗れてからちょっと火がついていたんだ。ジョエル(パーキンソン)に対してではないよ。 でも、僕が彼を叩くことでそれを示せたと思う」とクオーターファイナルが勝ったあと、ウィルソンが言った。「ジョエルとミック(ファニング)とサーフィンするのが夢だった。だから昨日は彼らと戦えて凄く自信が持てたよ。」彼はセミファイナルでオーウェン・ライトに対するインタフェアをとられ、そのまま敗退となった。しかし、3位タイとなり、ASPワールド・タイトル・ランキングNo.11となった。

ヘイター・アルベス(BRA)

前回のニューヨークでも5位に入り、絶好調のヘイター・アルベス(BRA)。ファイナルデイもASPワールド・タイトルを争う、タジ・バロウ(AUS)とエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)を次から次へと破り、セミファイナルへ。そこでスレーターに破れたが、キャリア最高結果を手に入れた。「人生すべてを神に感謝する」と、アルベスが言った。「これは僕にとって最高の結果だよ。エイドリアーノは素晴しいサーファーで、常にリップしていたし、ここで素晴しいサーフィンを見せていた。このイベントは僕にとって最高のものだった。波を楽しんでいたんだ。」アルベスの今回パフォーマンスは、ASPワールド・タイトル・ランキング20位から14位まで彼を押し上げた。


ハーレー・プロの最終結果:

優勝:ケリー・スレーター(USA)17.50
2位:オーウェン・ライト(AUS)16.74
ハーレー・プロ:セミファイナル
SF 1:ケリー・スレーター(USA)18.40 def.。ヘイター・アルベス(BRA)16.57
SF 2:オーウェン・ライト(AUS)14.74 def.。ジュリアン・ウィルソン(AUS)10.04
ハーレー・プロ:クオーターファイナル
QF 1:ヘイター・アルベス(BRA)12.77 def.。エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)12.50
QF 2:ケリー・スレーター(USA)17.60 def.。ジョシュ・カー(AUS)11.07
QF 3:オーウェン・ライト(AUS)15.67 def.。ミック・ファニング(AUS)15.67
QF 4:ジュリアン・ウィルソン(AUS)18.23 def.。ジョエル・パーキンソン(AUS)14.93
ハーレー・プロ:ラウンド5
ヒート1:ヘイター・アルベス(BRA)12.74 def.。タジ・バロウ(AUS)9.80
ヒート2:ジョシュ・カー(AUS)15.27 def.。ジェレミー・フローレス(FRA)12.97
ヒート3:ミック・ファニング(AUS)18.23 def.。ダミアン・ホブグッド(USA)10.27
ヒート4:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.67 def.。エイドリアン・バカン(AUS)12.37

ASPワールド・タイトル・トップ10(ハーレープロ後):
1. ケリー・スレーター(USA)44,950 pts.
2. オーウェン・ライト(AUS) 39,900 pt
3. ジョエル・パーキンソン(AUS)35,400pt
4.エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)31,950pt
5.ジョシュ・カー(AUS)30,800pt
6.タジ・バロウ(AUS)29,250pt
7.ミック・ファニング(AUS)28,200pt
8.ジョディ・スミス(ZAF)27,500pt
9.ジェレミー・フローレス(FRA)23,700pt
10.ミシェル・ボウレズ(PYF)22,250pt



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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