トップ・シードが、ハーレー・プロのオープニング・デイで、強力なをスタートを見せる(9/19)

surfmedia.giftripad.jpg

サーフメディアは国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー・コンペティション・ファッション・インダストリー・メディア事情など多彩な角度からホットなニュースを提供しています。

ASPワールド・タイトル・イベント第7戦「ハーレー・プロ・アット・トラッスルズ」

2011年9月18日ー24日 ロウワー・トラッスルズ、カリフォルニア、USA

トップ・シードが、ハーレー・プロのオープニング・デイで、強力なをスタートを見せる(9/19)

wilson6697trestles11kirstin1.jpgJulian Wilson (AUS), Credit: ASP / SCHOLTZ

【ロウワー・トラッスルズ、サン・クレメンテ、CA(2011年9月18日日曜日)】ASPワールドツアー第7戦「ハーレー・プロ・アット・トラッスルズ」がハイパフォーマンス・ウェイブで知られる南カリフォルニアのロウワー・トラッスルズでスタート。ミッドイヤーのローテーション後、初顔合わせとなった新しいASPトップ34。2~3フィートのコンディションで、トップシード選手によって多くのヒートが支配された。今シーズン11試合あるワールドツアーは、今回の試合を含め残り5戦。毎年ツアー半ばの大切なイベントとなるハーレー・プロの優勝者は、この3年間、後半戦で勢いをつけてASP世界チャンピオンに輝いている。

ジュリアン・ウィルソン(AUS)。

先週のニューヨークで3位タイとなったジュリアン・ウィルソン(AUS)は、その勢いのまま、ロウワー・トラッスルズで、イベント最高ヒートスコアとなる17.60と、ベスト・シングル・ウェイブ・スコア8.93をマークした。「これは僕にとって、トラッスルズで行われる初めてのワールドツアーイベントなんです。」と、ウィルソンが言った。「3人ヒートで、思うような場所で波を待つことが出来なかったので、スタートから仕事に取り掛かりたかっんです。それは異なった戦略で、ちょっとしたドッグ・ファイトみたいでしたね。」

ミシェル・ボウレズ(PYF)

前回のニューヨークで25位タイとなったミシェル・ボウレズ(PYF)は、今日のロウワーズにおけるオープニング・ライドでレール・トゥ・レールのパワー・サーフィンを披露。クリーンなリバースのフィニッシュで8.50をスコアし、ヒートをコントロールした。「自分のボードが調子良くて、良い感じだよ」と、ボウレズが言った。「勝つためには長い時間、波を待たなくてはならないかなと思っていたんだ。でも、その波は来た。」と、ボウレズが言った。「この2、3年の間、僕のシェイパーとサーフボードに関して取り組んでいる。それがうまくいっているんだ。前回の試合では、すぐに負けてしまったけど、今日は最初のラウンドを勝てて嬉しいよ。」

ジェレミー・フローレス(FRA)

今朝のロウワー・トラッスルズ・ライトハンダーを支配したジェレミー・フローレス(FRA)。テールをドリフトさせるターンとリエントリーで、新たにASPワールド・ツアーに加わったジョン・フローレンス(HAW)とヘイター・アルベス(BRA)を下した。「ツアーに参加した最初のイベントの時は、とても興奮したよ。ジョン・ジョン(フローレンス)と同じ年齢だった。彼は強敵になると思うよ。あの8ポイントは僕の最初の波で、ちょっとファンな感じだった。ちょっと風が入ってきて、テールをちょっとリリースすることができた。サーフボードが凄く調子良くなっている。ターンをフィットさせようとしているんだ。」

オーウェン・ライト(AUS)

ASPワールド・タイトル・ランキングで現在No.2のオーウェン・ライト(AUS)は、危険なローカルサーファーであるパトリック・グダスカス(USA)とトライアルを勝ち上がった17歳のコナー・コフィン(USA)に対し、ヒート終了間際に、最後の波で2本のエア・リバースを決めて大逆転で勝利を掴んだ。「ちょっとしたバトルだったよ」と、ライトが言った。「このファーストラウンドを勝てて嬉しいよ。しばらく僕はラウンド1を勝てなかったんだ。最後の5分まで、全くスコアを持っていなかったのさ。その最後の波も、それほど良い波ではなかったから、出来るだけのことをやってスコアを絞り出すしか無かった。スコアが出て、超うれしかったよ。」

ケリー・スレーター(USA)

現在のASPワールド・タイトル・レースでトップを走るのは、タヒチで優勝し、ニューヨークで2位となった10タイムス世界チャンピオンのケリー・スレーター39歳。彼は昨年のイベントで優勝したディフェンディング・チャンピオンで、ここでは4度の優勝経験がある。ラウンド1では、元ASPドリーム・ツアー・ベテランのロブ・マチャド(USA)とハワイアンのフレッド・パターチア(HAW)と対戦。最後の波でロブ・マチャド(USA)を逆転して1位でラウンドアップした。

「ロブはそのヒート最大の波を掴んだ。彼はインサイドを狙っていたんだ。僕は彼が望んだ波を行かせてしまった」と、スレーターが言った。「彼はレフトを狙っていたんだ。スタートしてライトに行った。レフトが良かったけど、僕はポジションから外れていて、レフトを掴むことは出来なかったんだ。最後に入ってきたセットで、ロブがライトに行くって言ったんだ。その波はクリーンだった。それで僕はその裏の波を掴んだのさ。勝てて嬉しいけど欲求不満だね。ニューヨークからサーフィンしていなかったんだ。勝てたのはラッキーだった。」



Surflineは、イベント・ウエイティング期間の最初の数日間に、コンテストが可能な、小さな南南西から南のうねりを予想。小さく衰退傾向にある波だが、ウエイティング期間の最後の数日間に比べれば良いコンディションだろうと見込んでいるようだ。イベント主催者は、明朝、午前7時にファーストコールし、午前8時のスタートを目指す。

ハーレー・プロ:ラウンド1

HURLEY PRO TRESTLES ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Joel Parkinson (AUS) 11.96, Travis Logie (ZAF) 11.53, Jadson Andre (BRA) 11.00
Heat 2: Jeremy Flores (FRA) 15.43, Heitor Alves (BRA) 14.13, John Florence (HAW) 9.43
Heat 3: Taj Burrow (AUS) 13.66, Adam Melling (AUS) 12.36, Chris Davidson (AUS) 9.80
Heat 4: Owen Wright (AUS) 13.60, Patrick Gudauskas (USA) 13.37, Conner Coffin (USA) 11.87
Heat 5: Kelly Slater (USA) 14.57, Rob Machado (USA) 13.50, Fredrick Patacchia (HAW) 12.40
Heat 6: Matt Wilkinson (AUS) 13.67, Adrian Buchan (AUS) 13.10, Tiago Pires (PRT) 12.13
Heat 7: Taylor Knox (USA) 13.70, Raoni Monteiro (BRA) 13.50, Bede Durbidge (AUS) 10.80
Heat 8: Michel Bourez (PYF) 15.40, Kieren Perrow (AUS) 11.50, Kai Otton (AUS) 9.83
Heat 9: Adriano de Souza (BRA) 15.17, Gabriel Medina (BRA) 14.87, Dusty Payne (HAW) 8.77
Heat 10: Julian Wilson (AUS) 17.60, Miguel Pupo (BRA) 13.33, Alejo Muniz (BRA) 12.53
Heat 11: Josh Kerr (AUS) 13.00, Damien Hobgood (USA) 9.90, Daniel Ross (AUS) 6.75
Heat 12: Brett Simpson (USA) 12.40, Tom Whitaker (AUS) 11.94, Mick Fanning (AUS) 11.90






ASPワールド・タイトル・トップ10(クイックシルバー・プロ・ニューヨーク後):
1. ケリー・スレーター(USA)34950pt
2. オーウェン・ライト(AUS)31,900pt
3. ジョエル・パーキンソン(AUS)30,200pt
4. ジョディ・スミス(ZAF)27,000pt
5. エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)26,750pt
6. ジョシュ・カー(AUS)25,600pt
7. タジ・バロウ(AUS)25,250pt
8. ミック・ファニング(AUS)23,000pt
9. ミシェル・ボウレズ(PYF)20,500pt
10. ジェレミー・フローレス(FRA)19,700pt



aspjapan_logo_333.gif
詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

ASPコンテスト最新ニュース

logo.png
【サーフメディアのつぶやきまとめサイト】