「海南万寧日月湾インターナショナル・サーフィン・フェスティバル」ISAチャイナカップが終了。ヒース・ジョスキとソフィア・ムラノヴィッチが優勝。(1/10)

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「海南万寧日月湾インターナショナル・サーフィン・フェスティバル」ISAチャイナカップで、ヒース・ジョスキとソフィア・ムラノヴィッチが優勝。(1/10)

final2.jpgCredit: ISA/Watts


2012年1月6日から中国の海南島でスタートした「海南/万寧/日月湾インターナショナル・サーフィン・フェスティバル presented by Quiksilver」のISAチャイナカップが終了。個人戦の男子はヒース・ジョスキ(AUS)、女子はソフィア・ムラノヴィッチ(PER)が優勝。団体総合優勝はオーストラリアとなった。

このイベントは、史上初のASP4スターイベントとISAイベントのコラボレーション。フェスティバルのオープニング・イベントとして開催されたISAチャイナカップは、パナマで2011年に開催されたISAワールド・サーフィン・ゲームズの結果に基づく、トップ8の国を招待して行われ、オーストラリア、ブラジル、フランス、アルゼンチン、サウス・アフリカ、ペルー、ベネズエラ、USAが参加した。

男子のファイナルでヒース・ジョスキ(AUS)は、後半まで全くスコアを出せずに居たが、ほんの数分で8.17、9.33のハイスコアを2本揃え、あっという間にトップの座を奪って勝利を手に入れた。「海が借りを返してくれたに違いないと思いました。僕は数日前にビーチのゴミ拾いをしたんです。それでチャイナの海が僕にわずかなリスペクトとペイバックしてくれたんだと思います。海南島に感謝します。謝・謝、中国。」

また、前ASPワールド・チャンピオンで2004年のISAワールド・サーフィン・ゲームズ金メダリストであるソフィア・ムラノヴィッチは、大会初日から波のリズムを掴み、ファイナルでもパワフルで多才なアプローチを見せて15.27のヒート・スコアで圧勝した。「本当に嬉しいですね。波は最高にファンでした。しばらく、このようなコンテストでは優勝していなかったので、敏感になって、泣きそうでした。」

ISAチャイナ・カップ終了後、フェスティバルは、1月11日~14日で賞金総額 95,000ドルの海南クラシックへと続く。この歴史に残るコンペティションは、ASPメンズ・ワールド・ランキングにカウントされる中国初のASPイベントとなる。会場は海南島のレフト・ポイント・ブレイクの日月湾。ここは冬の期間、特に1月にコンスタントなファンサーフをプロデュースされる場所で、ハイレベルなサーフィンが繰り広げられる事だろう。

今回のイベントには、4スターとは思えない強豪選手が多数エントリー。また日本からは、大野修聖、田中樹、辻裕次郎、大澤伸幸、大橋海人、加藤嵐、高橋健人、林健太が出場予定。ライブ中継も行われるので、日本から彼らを応援しよう。今年もがんばろう!日本。

http://hainaninternationalsurfingfestival.com/

オープン・ウイメンズ・ファイナル
優勝:ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)□15.27
2位:サラ・バウム(RSA)□13.70
3位:ダイアナ・デ・スザ(BRA)□12.60
4位:ジュスティーン・デュポン(FRA)□10.76
オープン男子ファイナル
優勝:ヒース・ジョスキ(AUS)□17.50
2位:コリー・ロペス(USA)□12.33
3位:マーク・ラコマー(FRA)□12.30
4位:ニック・マスクロフト(AUS)□4.13
ファイナルISAチャイナ・カップ・チーム・ランキング
1. オーストラリア□12,930
2. フランス□11,658
3. USA□10,690
4. ペルー□10,028
5. ブラジル□9,760
6. サウス・アフリカ□8,880
7. アルゼンチン□7,690
8. ベネズエラ□7,460