ビラボンISAワールド・サーフィン・ゲームズ大会4日目。サーフィン大国オーストラリアがレースを完全にリードする(6/30)

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ビラボンISAワールド・サーフィン・ゲームズ大会4日目。サーフィン大国オーストラリアがレースを完全にリードする(6/30)

camp_capa.jpgオーストラリアのミック・キャンベルはラウンド6へ。

【プラヤ・ベナオ、パナマ、現地時間2011年6月29日(金)】2011年6月25日(土)~7月2日(土)パナマのプラヤ・ベナオで開催中のビラボンISAワールド・サーフィン・ゲームズは大会4日目。コンテストは雷を伴った大雨のため一時中断されたが,グラッシーな2~3フィートのウェイブ・コンディションで再開。残り3日となったプレミア・ワールド・チーム・サーフィン・イベントは、そのファイナル・ステージに近付いている。コンテストもいよいよ大詰め、14カ国の42人のサーファーに絞られ、現時点での国別順位は以下の通りとなっている。

1位,オーストラリア/19120ポイント
2位,ブラジル/17200ポイント
3位,ベネズエラ/15700ポイント
4位,フランス/15640ポイント
5位,ペルー/14520ポイント

クオリファイ・ラウンドに5人,イベント全体で7人のサーファーが勝ち上がっているオーストラリアが有利な状態である。とはいえ、残りの大会期間で上位5チームには、どんなことでも起こり得る状況である。クオリファイ・ラウンドは各ディビジョンで4人のサーファーに絞られ,合計12人のサーファーはメダル獲得まであと一歩のところまで来ている。

ウイメンズでは、ディミティ・ストイル(AUS)、2003年のISAワールド・ジュニア・チャンピオンのジェシー・マイリー-ダイヤー(AUS)、2004年のISAとASPワールド・チャンピオンであるソフィア・ムラノヴィッチ(PER)、2011年のISAワールド・ジュニア・チャンピオンのカネル・ブラード(FRA)が勝ち上がった。

メンズオープンは、マイケル・キャンベル(AUS)、トーマス・ウッズ(AUS)、イアン・ゴウベイア(BRA)、ラファエル・ペレイラ(VEN)が。ロングボード・ディビジョンでは、ピッコロ・クレメンテ(PER)、マシュー・モイア(RSA)、トニ・シルヴァニ(USA)、ハーレー・イングルビー(AUS)が勝ち上がっている。2010年のISAロングボード・ワールド・チャンピオンのアントワン・デルペーロ(FRA)、テイラー・ジャンセン(USA)、ヘイファラ・タフティーニ(TAH)は敗者復活戦へ回っている。

またメンズオープンの敗者復活戦には、ASPワールドツアー・サーファーのジェレミー・フローレス(FRA)をはじめ、マニュエル・セルマン(カイ)、フランシスコ・ベロリン(VEN)とガブリエル・ヴィラーラン(PER)といった注目の選手が勝ち上がっている。

また、全員が敗者復活戦を強いられていた日本選手は,メンズオープンの井上達貴、鈴木智喜がリパチャージR2まで勝ち進んだが残念ながら、そこで敗退。ロングのリパ2まで勝ち進んだ岡崎生水は、良い波をつかめないながらも2位をキープしたが、ラストで逆転され3位で敗退。ウィメンリパ2まで勝ち進んだ阿住聡子は、一進一退の波取り合戦の末,残り10秒で逆転され、ここでフィニッシュとなった。

大会期間中は日本サーフィン連盟のブログに現地からの情報を随時アップ。またISA特設サイトではライブ中継も行われている。日本とパナマの時差は-14時間。




※日本サーフィン連盟のブログ
※大会オフィシャルサイト

***世界選日本代表選手結果***

<メンズオープンクラス>
鈴木 智喜 選手(茨城北)61位
井上 達貴 選手(茨城南)61位

<ウィメンズオープンクラス>
清永 亜希子 選手(湘南茅ヶ崎)37位
阿住 聡子 選手(福島1区)25位

<ロングボードオープンクラス>
岡崎 生水 選手(静岡2区)25位
中山 祐樹 選手(横浜)37位