カノア五十嵐が「「リップ・カール・グロムサーチ」」ナショナル・ファイナルのアンダー14のクラスで優勝。(11/05)

surfmedia.giftripad.jpg

サーフメディアは国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー・コンペティション・ファッション・インダストリー・メディア事情など多彩な角度からホットなニュースを提供しています。
HOME > カノア優勝

カノア五十嵐が「「リップ・カール・グロムサーチ」」ナショナル・ファイナルの
アンダー14のクラスで優勝。(11/05)


1.jpeg「リップ・カール・グロムサーチ」は、グロムのために開催される世界的なシリーズイベント。このイベントは、世界中で画一化されて行われ、サーフィンの発展のためグロムをセンターステージに押し上げる。今年のノース・アメリカン・シリーズは、4つの地域のチャンピオンシップ・イベントでハワイ戦、フロリダ戦、ノースカロライナ戦の優勝者とハンティントン戦の上位3名がナショナル・ファイナルへ進出。そして今回のASPワールドツアー「リップ・カール・プロ・サーチ・サンフランシスコ」のレイデイとなった昨日、ナショナル・ファイナルが開催された。

注目はハンティントン戦で,アンダー16とアンダー14の2ディビジョンを制覇し,ナショナルチャンピオンシップの出場権を獲得したカノア五十嵐。日本だけでなく世界中から注目されるサーファーである13才のカノア五十嵐は、今回アンダー14 クラスで出場した。

波のサイズは2〜3フィートのオンショア・スモールコンディション。無駄のないマニューバでスムーズにファイナルまで駒を進めたカノア。ファイナルではハワイ代表のモニース兄弟(ジョシュ/セス)と、同じくカリフォルニア代表のジェイク・マーシャルの4人ヒート。カノアはヒート開始直後に、この日のベスト・ウェイブであるレフトにテイクオフ。バックサイドの深いボトムターンからヴァーティカルにストレートアップ。パワフルなトップターンを連発して9.35ポイントをゲット、この時点で試合の流れは完全にカノア中心に進み始めた。

2.jpg同じカリフォルニアに住むジェイクも手強い選手で、乗れば点数を出して来ることは間違いなかった。しかし、ジェイクは良い波をつかんだものの、ワイプアウトが続き、思うようにポイントを伸ばせない。他の2人も同様にミスが目立った。ヒート中盤に入り、カノアはミドル・サイズの波で7.35ポイントをゲット。この時点で他の3人の選手をコンボに追い込んだ。そして、そのままタイムアウト。危なげないサーフィンでカノアがアンダー14 クラスで優勝。

「リップ・カール・グロムサーチ」ナショナル・ファイナル結果
アンダー16ボーイズ:優勝/カム・リチャーズ(サウスカロライナ)
アンダー16ガールズ:優勝/タティアナ・ウエストン-ウェッブ(ハワイ)
アンダー14ボーイズ:優勝/カノア五十嵐(カリフォルニア)
アンダー12ボーイズ:優勝/グリフィン・カラピント(カリフォルニア)