ASP6スター「オニールCWCスコットランド」で辻裕次郎が9位(4/17)
英国最北の町、スコットランドのサルソーで開催中のASP6スター「オニール・コールドウォーター・クラシック・スコットランド」。今回はワールドツアーへのクオリファイを目指す世界中のトップサーファー達とともに,日本から辻裕次郎、大澤伸幸、田嶋鉄兵が出場。ラウンドオブ24において、素晴しいロングバレルをメイクし、最終的に13.54でトップで勝ち上がった辻裕次郎がベスト16に残った。そして辻裕次郎は、ラウンドオブ16でニュージーランドのジェイ・クインとマンオンマンで対戦した。
大会4日目、コンテスト会場となっているサルソー・イーストはセットで6フィートが入る驚異的なコンディションが続いていた。オープニング・ライドからジェイ・クインはリエントリーを連発し6.17をスコア。辻裕次郎もクリティカル・セクションにハードに当て込んで3.17をスコアする。
セカンド・ウェイブもハードに攻めたジェイ・クインは7.50をスコア。スタートから僅か10分で2ウェイブで13.67というソリッドなスコアを揃えヒートをリードする。更にジェイ・クインは8.40をスコア。辻もチャージを繰り返すがコンビネーションに追い込まれる。完全に勢いに乗ったジェイ・クインは6.17、7.50、8.40、8.13という驚異的なウェイブ・スコア。ベスト2ウェイブで16.53で辻裕次郎との差を更に広げる。
やりたい放題のジェイ・クインは9.0までスコア。辻は起死回生の最大セットにテイクオフ。後ろ足を深く折り曲げる彼らしい深いボトムターンからオフザトップ。しかしあとが続かない。善戦虚しく惜しくも辻裕次郎はここで敗退。それでも日の丸を掲げチャージした辻は、6スターイベントでも充分に存在感をアピールした。そして、6スターで自己最高の9位となり、貴重なレイティングポイント920と賞金$ 2,300を獲得した。
試合終了後に,彼はツイッターで試合を振り返ってコメントした。
『一本ぐらい最後まで決めたかったです。つぎ頑張ります! ジェイはサーフィンもでかかったし、全てにおいて上をいってました! ただ、自分なりに攻めて終われた事は良かったなと思います。もっと体重増やしてパワーアップですね!応援してくれたみんなには感謝です。ありがとう!』
http://twitter.com/#!/yujirotsuji
最後まで諦めない果敢にチャージする辻裕次郎の姿は僕たちに勇気を与えてくれた。ありがとう。辻裕次郎。そして、彼らのチャレンジはこれからも続く。GO! 裕次郎。日本のみんなが君たちにエールを送っている。
http://www.oneill.com/cwc/Live.html