サンセット初のASPプロジュニア4スター『North Shore Surf Shop/ Surfboardline.com Junior Pro』で稲葉玲王、川畑大志が25位

Reo Inaba /sunset photo:Gordinho

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オーストラリアでは、今まさに世界ナンバー1ジュニア・サーファーを決定する、2011年のASPワールド・ジュニア・ツアー最終戦「ビラボン・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ゴールド・コースト」が開催中だが、ハワイ・オアフ島のサンセット・ビーチでは、ASPプロジュニア4スターイベント『North Shore Surf Shop/ Surfboardline.com Junior Pro』が昨日、終了。

ハワイの未来を担う多くのジュニアサーファーが参加したイベントで、昨年同じサンセットで開催されたASP-4スターイベント「HICプロ」でも優勝したイズキール・ラウが見事優勝した。また、このイベントのスポンサーになっているリアム・マクナマラの息子であるマカイ・マクナマラが準優勝、3位にはカイポ・ハキアスの息子、カイマナ・ハキアス、4位にはサンクレメンテのショー・コバヤシが入った。

Taishi kawabata /sunset photo:Gordinho

今回のイベントには、ハワイにロングステイしてサーフィン修行を積んでいる日本のジュニア・サーファーが多数参戦。ラウンド1から、川畑友吾、佐藤魁、大原洋人、稲葉玲王、安井拓海、脇田泰地が出場。そして、ラウンド２から出場した川畑太志は2位で、ラウンド1を2位でラウンドアップした稲葉玲王は1位で、強豪ハワイアンが顔を揃えるラウンドオブ６４を勝ち上がった。しかしラウンドオブ３２に進出した二人だったが、惜しくもそこで4位敗退となり、２５位でフィニッシュとなった。

Reo Inaba /sunset photo:Gordinho

今回活躍した2名は、どちらも父親がプロサーファーで、父の血を引き継いだ生粋の2世サーファー。稲葉玲王は、シェイパーのウェイド・トコロのサポートを受けながら、長期の海外生活を送りサーフィン修行を続ける。また今年の『ハレイワ・インターナショナル・オープン』をはじめとする、ハワイでのコンテストでも頭角を現している。一方、川畑太志は昨年JPSAルーキーオブザイヤーに輝いていおり、弟の友吾とともに日本期待のジュニア・サーファーだ。父親の背中を見ながら、コンペティションの世界でも活躍するサーファーに育った二人。ハワイでの多くの経験を生かして、明日の日本のサーフィン界を担うサーファーへと育っていって欲しい。

Taishi kawabata /sunset photo:Gordinho