今シーズン初のASPスターイベント「チャンピオンシップ・ムーブス・オープン」がオーストラリアはトーキーで開催。新井洋人が準優勝、ジュニアで3位となる。(1/9)

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今シーズン初のASPスターイベント「チャンピオンシップ・ムーブス・オープン」がオーストラリアはトーキーで開催。新井洋人が準優勝、ジュニアで3位となる。(1/9)

index.proxy.jpgHiroto Arai (,Japan) Credit: © ASP/ Will H-S


【2012年1月9日月曜日】今シーズン最初のASPスターイベントとなるチャンピオンシップ・ムーブス・オープンがオーストラリアのベルズ・ビーチで終了。メンズスターイベントとプロジュニアのダブルエントリーをしていた日本の新井洋人が、メンズオープンで準優勝。プロジュニアでも3位入賞を果たした。

2012年のチャンピオンシップ・ムーブス・サーフィン・フェスティバルのファイナルデイは、素晴しい4フィート(2メートル)のベルズ・ビーチで行われ、男子オープンとプロ・ジュニア・ディビジョンのイベント・チャンピオが決定した。昨日まではベルズ近くのジャン・ジャック・ビーチで行われていたが、最終日はサイズアップしたベルズ・ボウルで、レール・カーヴィングとパワーハックが炸裂。高得点がスコアされる激しいバトルが繰り広げられた。

ジョルディ・ワトソン(NSW/AUS)は、早朝に行われたプロ・ジュニアのファイナルで第2位でフィニッシュした後にチャンピオンシップ・ムーブス・オープンで優勝した。ワトソンは、イベントを通してビッグスコアを記録したが、長くクリーンなウォールを持つベルズビーチで再び最高潮に達した。

「一週間ずっと良いサーフィンが出来ていた感じがします。2つのファイナルをメイク出来たなんて信じられません。」と、ワトソンが言った。「ジュニアのファイナルで、ウエイド(カーマイケル)が良い波を全部乗ってしまったので、それで火がついた感じでしたね。昨年は腰の怪我で苦しんだので、ここでいい感じサーフィンが出来て、最高でした。」

チャンピオンシップ・ムーブス・オープンで2位となり、プロジュニアで3位となった新井洋人(ジャパン)は、イベントで最も好調なサーファーだった。そして、ヤング・ジャパニーズ・サーファーは、ベルズ・ボウルで有望振りを存分に見せた。「今回のビクトリアが初めてで、ベルズで初めてサーフィンしました。かなり難しかったですね。」と新井洋人が言った。

「でも、僕のチームマネージャーが、テイクオフの場所などを教えてくたお陰で、本当に良い波を掴む事が出来ました。最高に嬉しいですね。他の選手はみんな良いサーフィンをしていましたから、ASPスター・イベントのファイナルとプロ・ジュニアのセミファイナルをメイク出来て最高ですよ。」

第2の故郷とも言えるオーストラリアで、積極的にコンペティションに参加する新井洋人。昨年末には、オーストラリアのサンシャインコーストで行われたリップ・カール・グロムサーチで優勝するなど、少しづつ結果が出始めている。

2012年1月21日からゴールドコーストでスタートするASPワールドジュニアツアー最終戦となるビラボン・ワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップには、日本代表選手のひとりとして出場する事が決定しているヒロ。昨年の11月から親元を離れ、オーストラリアでハードなコーチングを受けながら、世界大会へ向けた調整をしている。そんなトレーニングの甲斐あって、この数ヶ月で体重も増え、持ち前のシャープなサーフィンにパワーが加わった。この調子でゴールドコーストでも自分のサーフィンを見せてくれ! 頑張れ洋人! 頑張れ日本。

新井洋人のブログ
大会オフィシャルサイト

The 2012 Championship Moves Surfing Festival
男子1スターイベント
優勝:ジョルディ・ワトソン(NSW/AUS)
8.00
2位: 新井洋人(ジャパン)6.50
男子プロジュニア
優勝:ウエイド・カーマイケル(NSW/AUS)17.25
2位:ジョルディ・ワトソン(NSW/AUS)
12.60
3位: 新井洋人(ジャパン)
女子プロジュニア
優勝:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
2位:ブロンテ・マコーレー(AUS)

AraiChampMovesASP_WHS039.jpgHiroto Arai (,Japan) Credit: © ASP/ Will H-S