ISA世界ジュニア選手権大会の大会4日目。水野が1位、野呂が2位のワンツーフィニッシュで明日のリパチャージ・ラウンド3へ(5/26)
photo:ISA
【プンタ・エルモサ、ペルー、現地時間2011年5月25日】国際サーフィン連盟(ISA)主催のクイックシルバーISAワールドジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ、世界ジュニア選手権大会は大会4日目。本日も3つのディビジョンの48ヒートが、カバレロのライトとセニョリータスのレフトで行われた。記録的な276名のコンペティターがエントリーした今大会も既に144名に絞られた。今日までに出場者全員が生き残っている国は、アメリカと南アフリカとペルー。とはいえ、ハワイ、フランス、ブラジルは国別ランキングにおいて、まだパーフェクト・スコアに手が届く場所に居る。
今朝,アンダー16のディフェンディング・チャンピオンであるオーストラリアのカイ・ヒングが敗者復活戦で破れ、イベントから消えた。U16下で、カイ・ヒングは、イタリアのジョアン・マッフィーニとドイツのアーネ・ベルクヴィンケルに負けた。そのあと行われたヒートで,同じオーストラリアのミッチェル・パーキンソンも、アルゼンチンのフィリップ・スアレス、アイルランドのギャロード・マクデイドに敗れた。
また,ガールズでは高得点が続出。ペルーのミラスカ・テーヨが16.33(8.50 + 7.83)のヒートスコアをマーク。ニュージーランドのグレイス・スパイヤーズも17.50(9.17 + 8.33)を記録し、ブラジリアンのバーバラ・セガットは、驚愕の18.94 (9.67 + 9.27) をスコアした。
セニョリータスではU18の敗者復活戦のラウンド2と3が行われ,カルロス・ムニョス(CRC)が15.50(8.00 + 7.50)という素晴しいスコアをマーク。ムニョスと共に、第4ラウンドのチケットを獲得したのは,、ベン・ポウルター(NZL)、マーティン・ジェリ(PER)、アンソニー・フィリンギム(CRC)とクレド・マクタガート(AUS)だった。
日本選手は,U18の敗者復活戦ラウンド2で松野陽斗は2位で、大森海夏人は1位で見事ラウンドアップ。さらに敗者復活戦ラウンド3も行われ,松野陽斗は4位敗退で57位でフィニッシュ、大森海夏人は2位で見事ラウンドアップを果たし,敗者復活戦ラウンド4へ繋げた。
そして、U16の敗者復活戦ラウンド2で稲葉玲王は、4位敗退で61位でフィニッシュ。ガールズ敗者復活戦ラウンド2では、水野亜彩子と野呂玲花が1位2位でラウンドアップ。高橋みなとは3位で総合49位,村松爽香は4位で61位でフィニッシュとなった。また、アメリカ代表で出場している五十嵐カノアは敗者復活戦ラウンド2を1位で勝ち進んでいる。
これで日本で残っているのは,U16クラス仲村拓久未、U18クラスの大森海夏人、渡邊藍、山中海輝、<U18ガールズ>の水野亜彩子、野呂玲花の6名となった。
明日は,現地朝7:30時(日本時間今晩夜9時:30頃)より各ポイントで以下のスケジュールで行われる予定
カバレロ:
7:30AM U18ガールズのラウンド3
9:30AM U16ボーイズのラウンド3 ヒート2仲村拓久未
11:30AM U18ボーイズのラウンド3 ヒート4渡邊藍、ヒート6山中海輝、
2:10PM U16ボーイズの敗者復活戦4
セニョリータス:
7:30AM U18ガールズ敗者復活戦3 ヒート3水野亜彩子、ヒート4野呂玲花
9:30AM U18ボーイズ敗者復活戦3
11:30PM U18ガールズ敗者復活戦4
1:30PM U18ボーイズ敗者復活戦4 ヒート7大森海夏人
日本の昨年度の国別順位は10位。個人順位も国別順位も共に目指すは表彰台だ。大会期間中は日本サーフィン連盟のブログに現地からの情報を随時アップ。またISA特設サイトではライブ中継も行われている。日本とペルーの時差は-14時間。現地の朝8時が日本の夜10時といった感じ。是非、チェックして、みんなでチームジャパンを応戦しよう。
※日本サーフィン連盟のブログ
※大会オフィシャルサイト
***世界ジュニア日本代表選手***
<U16クラス>
大原 洋人 選手(JPSA公認プロ)※体調不良のため欠場
稲葉 玲王 選手(JPSA公認プロ)61位
佐藤 魁 選手(湘南茅ヶ崎)73位
仲村 拓久未 選手(三重)
<U18クラス>
大森 海夏人 選手(茨城南)
松野 陽斗 選手(湘南茅ヶ崎)57位
渡邊 藍 選手(千葉南)
山中 海輝 選手(奈良)
<U18ガールズ>
水野 亜彩子 選手(JPSA公認プロ)
野呂 玲花 選手(徳島)
村松 爽香 選手(静岡2区)61位
高橋 みなと 選手(宮城仙台)49位