クイックシルバーISA世界ジュニア選手権大会2011

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クイックシルバーISA世界ジュニア選手権大会がスタート。(5/23)

takumi.jpg仲村拓久未 PHOTO:ISA/ROMMEL

【プンタ・エルモサ、ペルー、現地時間2011年5月22日】国際サーフィン連盟(ISA)主催のクイックシルバーISAワールドジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ、世界ジュニア選手権大会が、ペルーはプンタ・エルモサビーチにてスタートした。今回日本からは代表選手として、アマチュア枠から日本サーフィン連盟(NSA)の昨年度の統合ポイントランキング上位9名と、プロ枠から日本プロサーフィン連盟(JPSA)より3名という、プロアマ合同のトップジュニア・チームとなっている。

今回の会場は,ペルーの首都リマから約40分のプンタ・エルモサにある「セニョリータス」と「カバレロ」というロックボトムのポイント。セニョリータスはパワーのあるバレルになるロングブレイク。カバレロは、リマの有名なクラシック・ライトで、最高300メートルものスーパー・ロング・ライドが可能な場所だ。

本日のコンペティションは、セニョリータスとカバレロの2ポイントを使いスタート。レフトとライトのポイントブレイクにおいて、グラッシーなオーバーヘッドのパワーのあるロングブレイクが一日を通して続いた。

本日はイベントに参加している276人のサーファーのうち171名の選手が登場。ボーイズのU18クラスとU16クラスの激しい48ヒートが行われた。ラウンド1では,上位2名がラウンド2に勝ち進み,下位の選手が敗者復活戦のリパチャージへと回った。

昨年のチャンピオンチームのオーストラリアは初日から圧倒的な強さを見せ、アンダー16のカイ・ヒングがブラジリアン・ペアのルーカス・シルベイラとフリーペ・トリードに敗れた以外は,今日出番のあった全ての選手がラウンド2に勝ち上がった。

isa.jpgPHOTO:ISA/ROMMEL


日本選手は,U18クラスの松野陽斗が3位でリパチャージへ。渡邊藍が見事1位、山中海輝が2位でラウンド2へ。(大森海夏人のラウンド1ヒート26は行われていない。)またアンダー16の仲村拓久未は、2位でラウンド2へ勝ち進み、佐藤魁は僅か0.7ポイント差で3位、稲葉玲王は4位となり、リパチャージを強いられている。日本サーフィン連盟によれば、今回U16クラスに出場予定で、活躍が期待されていたJPSA公認プロの大原洋人は直前に参加を辞退している。そして、アメリカ代表で出場している五十嵐カノアはトップでラウンド2へ勝ち進んでいる。

明日は,現地朝8時より「カバレロ」でガールズのラウンド1の24ヒート。「セニョリータス」でアンダー18のラウンド1で残っている25から32までの8ヒート、そしてアンダー18のラウンド2の16ヒートが行われる予定。

日本の昨年度の国別順位は10位。個人順位も国別順位も共に目指すは表彰台だ。大会期間中は日本サーフィン連盟のブログに現地からの情報を随時アップ。またISA特設サイトではライブ中継も行われている。日本とペルーの時差は-14時間。現地の朝8時が日本の夜10時といった感じ。是非、チェックして、みんなでチームジャパンを応戦しよう。


※日本サーフィン連盟のブログ
※大会オフィシャルサイト

***世界ジュニア日本代表選手***

<U16クラス>
大原 洋人 選手(JPSA公認プロ)※欠場
稲葉 玲王 選手(JPSA公認プロ)
佐藤 魁 選手(湘南茅ヶ崎)
仲村 拓久未 選手(三重)

<U18クラス>
大森 海夏人 選手(茨城南)
松野 陽斗 選手(湘南茅ヶ崎)
渡邊 藍 選手(千葉南)
山中 海輝 選手(奈良)

<U18ガールズ>
水野 亜彩子 選手(JPSA公認プロ)
村松 爽香 選手(静岡2区)
高橋 みなと 選手(宮城仙台)
野呂 玲花 選手(徳島)