アンディ・アイアンズ検視解剖の毒物検査報告書に関する家族の声明文

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アンディ・アイアンズ
検視解剖の毒物検査報告書に関する家族の声明文その1(6/9)

2011年6月8日
以下はメディアへ向けたアンディ・アイアンズの家族からの
アンディ・アイアンズ検視解剖の毒物検査報告書に関する家族の声明文

私たちは、2010年11月2日にアンディの死に関する最終的な検視解剖の毒物検査報告書をフォースワースのタラントカウンティーのディストリクト弁護士オフィスから受け取りました。私たち家族は、この情報の公開の遅れについて謝罪いたします。昨年12月に行った検視解剖の差し止め申し立ては、アンディの息子(アンディ・アクセル・アイアンズ)をお腹に宿していた妊娠8ヵ月のアンディの未亡人(リンディ)を無事に出産されるために行ったものです。

そのため、私たち家族が5月20日までアンディの死因を知らなかったこと、そして,2度目の延期要請は,ダラスの弁護士によるもので,家族の認識または同意なしで行われたこと、13ページの毒物検査報告書が2人の異なった科学捜査専門家によって解釈されるまでに数週間かかったことをご理解ください。しかし、私たちは、アンディの死の予期していなかった根本的原因を受け入れることが出来ました。


検死の結果は、アンディが心臓から出ている大動脈の深刻な閉塞による突然の心停止による自然な死に方をしたと結論を出した。多くの注目を集めている裁判に関してコンサルタントを請け負ってきたサンアントニオ(テキサス州)の著名な法病理学者ヴィンセントダイ・マイオ博士は、検死結果を家族にチェックして、明らかにするよう頼んだ。

彼は、以下のように述べている:

「これは、非常に明快なケースである。アイアンズさんは、局所の酷い冠状動脈アテローム性動脈硬化症。すなわち、動脈硬化による心臓発作で亡くなったのです。彼は、冠動脈前下行枝を70%-80%に狭小化するアテローム動脈硬化性血小板を持っていた。これはとても重度の狭窄(きょうさく)です。この酷い冠動脈前下行枝の血小板は、通常であれば突然死を伴う。」

ダイ・マイオ博士は続けた:
「今回のケースの唯一変わった面は、アイアンズさんの年齢(32才)である。冠状動脈アテローム性動脈硬化症による死は、通常40年代に現れ始める。アイアンズさんのような人は、早期の冠動脈疾患の発症に遺伝子的疾病素質を持っています。人口の約25%は、高度の冠状動脈アテローム性動脈硬化症の初期症状が突然死となる。」

彼は以下の結論をくだす:「彼の死の背景には、これ以外の要因はない。」


アンディには鬱血性心不全で死んだ父方の祖母(77)と大伯父(51)がいた。リンディはアンディが昨年のはじめに、胸の痛みと時折激しい胸やけを訴えていたことを思い出した。そして、オーストラリアで捜したビタミン療法の総合ヘルス施術者が「50才の心臓を持ったとひと」だと言ったことを思い出した。

そのうえ、アンディは5年前に腸チフスになった。それは心臓の筋肉へのダメージを与えるものだった。しかし、アンディは、それを全て無視して、彼が病気だと思われない素振りをした。

タラント郡チーフ・メディカル審査官ニザム・ピアワニー博士によって準備されたオフィシャル検死報告には、第二の意見としての死因を「深刻な混合ドラッグ摂取」と記されていた。この点で、ピアワニー博士とダイ・マイオ博士の意見は分かれる。

家族に代わって行動しているダラス・ベースの弁護士アーチ・マッコールに送られた手紙では、ダイ・マイオ博士は「死因」を「深刻な混合ドラッグ摂取」とするピアワニー博士の決定を否定。彼は「彼の死の背景には、これ以外の要因はないということを信じる。あくまでも自然な死に方に分類される。」と言った。

ダイ・マイオ博士は、あげられたドラッグ、アルプラゾラム(Xanax)とメタドン(慢性的な痛みの処置において普通は使われる鎮痛性ドラッグ)が「治療的なレベル」であると言い、家族が意見を聞いた科学捜査毒物学者ゲイリーH. ウインビッシュ博士は、ベンゾイルエクゴニンが「不活性代謝物質」であることを強調、コカインの分解産物であることを説明した。

ウインビッシュ博士は50ng/mlのアンディの血液に存在するベンゾイルエクゴニンが「彼の死の約30時間前に使用したコカインのものと一致した」と述べた。それに加えて、ウインビッシュはダイ・マイオ博士のアンディの血液に存在するアルプラゾラムの量が「一般の治療規制と一致している。」に同意。ピアワニー博士のレポートも、メタンフェタミンの痕跡量の存在をあげている。

リンディはアンディがメタンフェタミン・ユーザーでなかったと主張するので、物質が彼が摂取したコカインの中に存在していた傾向は考えられる。しかし、ダイ・マイオ博士は、これらのドラッグのどれもがアンディの死因でなかったと思っている。

私たちは医師でないので、2人の尊敬された病理学者が死の二次寄与原因に関する異なった結論に達したと受け入れざるを得ません。しかしながら、アンディのシステムで処方箋と非処方薬の調査結果をよく考えてみたい。掛り付けの医者によって18歳で診断された双極性障害の結果、アンディは不安と時折の不眠症を治療するためにXanaxとZolpidem(Ambien)を処方された。

これは、アンディが初めて躁鬱病(双極性障害)を経験し始めた時です。